ファミコンが古くなってくると、カセットを差し込んでもなかなかゲームが始まってくれず、灰色の画面が出る度に「ふーっ」ってよくやったものですね (効果があるかどうかは疑問だが)。
実際に、それよりも効果抜群なファミコンカセット (& 本体) のメンテナンス方法が身近な道具でできるので、この方法で本体・カセットともに末永く使いましょう。
必要なもの
- アルコール (無水エタノールの方が良いかも)
- 綿棒
手順
1. 綿棒を数個用意し、先端にアルコールを染み込ませる
エタノールの容器からキャップに少量だけ注ぎ、そこに綿棒をつけて染み込ませるようにしてやれば良いと思います。
2. アルコールを染み込ませた綿棒の先端でカセットの接点を拭く (この時点でまだ少しカセットの接点が湿っている)
写真: こんなに汚れが取れました
3. そのままカセットをファミコン本体に差し込み、抜き差しを3回ぐらい繰り返す
4. 手順 2-3 を3回ぐらい繰り返す。この時点で綿棒が真っ黒になってしまったら手順1で用意した新しい綿棒に取り替えて作業しましょう。接点が乾いたら完成。
どうでしょうか。これでファミコンに差し込んで電源を入れたら点きやすくなると思います。もちろん N64 などにも応用可能。接触不良が無くなればデータが消えることも減るでしょう。ドラクエでは不気味な音楽と共に黒地に白で「おきのどくですが...」と出てきたりとか、星のカービィスーパーデラックスでは「ドスン」って音と共に 0% 0% 0% の文字が並ぶという残念な現象とはこれでおさらばです。
ちなみに、同じように接点の汚れ (酸化?) を取る道具が、10年ぐらい前にトイザラスで売ってました (買わなかったけど。現在も売っているかどうかは不明)。この記事の方法が手軽ではありますが、接点復活剤とか用いれば、より確実かもしれません。
右のアフィリエイトはサンハヤト製の接点復活剤。電子工作をする人ならおなじみのメーカーですね。
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