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2026年7月4日土曜日

KANJI24.FNT の謎に迫る

最近レトロ PC が大好きなでんでんです (最近…というか、昔からか ^^;)。

背景

Windows 9x 系の OS ではフロッピーディスクによる起動ディスク (EBD, Emergency Boot Disk) が作成でき、ここでは DOS/V の日本語環境が構築されています。

その DOS/V 環境下では16ドットの文字が表示されるのですが、一方、起動ディスクには KANJI24.FNT という、24ドットと思わしきファイルがあります。

…とはいえ、24ドットのフォントなんて DOS 上で見たことないですよね? ということで、ちゃっぴー君 (ChatGPT) に色々訊きながら調べてみました。べんりなよのなかになったものよのう。

このファイルは何のためにあるのか

ちゃっぴー君曰く、プリンタ出力やDTP・TeXのためにあるんだろう、とのこと。

では、中を見てみよう

どうやら MS-DOS/V の JFONT.SYS で読み込ませるこのファイルは独自形式らしく、既存のビューアはない様子。ただ、24x24 ビット = 576 ビット = 72バイトに1つずつ文字が入っていると考えられるようで、1ビットずつプロットして並べるプログラムを作ればよさそうです (ちゃっぴー君にやってもらいました)。

そのためには、まず、ヘッダーの情報を解析する必要があります。これもちゃっぴー君に見せたら簡単に解読してくれました。すごいね。

最初の16バイトはヘッダー文字列 (これは私でもわかる)、次の14バイトはちゃっぴー君曰くリトルエンディアンの数値で、ピクセル数や1文字あたりのバイト数が書いてあるんだろう、とのこと。

それ以降はゼロが続き、200番地 (512バイト) からビットマップの情報が始まっているようです。

結果

ローマ数字に始まり、見たことない漢字が沢山入っていました。とはいえ、分からない文字だけではなく、チョナンカンの「彅」の字とか、はしご高 (髙)、たち崎 (﨑)、桑の異体字 (桒) 等が入っています。人名で使われる文字ばかりですね。

後で自分で調べてみた

  • Microsoft のサポート文書によると、プリンタ出力を想定しているようです。
  • KANJI16.FNT ファイルのヘッダーも見てみると、確かにピクセル数やバイト数がその通りになっていました。すごいね。
  • どうやら、格納されていた文字は IBM 拡張文字と言われる文字だった様子。Wikipedia に書いてあった内容と一致していました。

参考文献

2014年10月8日水曜日

SD カード分解

今まで使っていた SD カードが少しずつエラーを起こし始め、しまいには認識すらしなくなっちゃったので、頭に来て分解してみました。

書き込みロックのスイッチがあるところからドライバーでこじ開けました。
こんな感じ。中身は hynix 社のメモリでした。振るとカタカタ音がする代物だったので中身がどんなもんか気になっていたのですが、開けてみると特にこれといって気になるものはありませんでした。
因みに、メーカーは Silicon Power です。2012年11月購入。僅か1年半で駄目になっちゃいましたとさ。

良い子のみんなは、こういうちゃんとしたメモリを買おうね↓

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2012年6月21日木曜日

iBook AC アダプタ分解 (失敗)

アダプタが壊れてしまったので分解してみました。


中はすごく頑丈に接着剤が付いていて、そう簡単にはこじ開けられそうにありません。こじ開けたあとに接着剤に触れてみれば意外ともろいんですけどね。

中身。

なんとか中身を拝見できましたが、キャビネットはボロボロ。壊れてしまったから修理したい、という目的で分解するのはあまり現実的でないかもしれませんね。 素直に諦めて買い換えたほうが良さそうです。

因みに、こじ開けるためには以下の写真のように、コードを巻き取る部分にペンチを当てて、カシメるのではなく逆に開くようにするのが良さそうです。
マイナスドライバーでこじ開けようとしましたが上手く行かず、ドライバーが折れてしまいました w

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2012年1月26日木曜日

AirMac 互換カードの実験 (iBook G3)

今から数えると、もう10年程前の機種のお話になると思うんですけどね~。
iBook G3 の AirMac (AirPort) 端子に一部の無線 LAN カードを挿すと認識して使えると聞いたものですから私もやってみました。該当機種がちょうど余っていて面白そうだったので。

注意: 無線 LAN カードは (国内だと) 技術基準適合証明といったものに合格したものが使われています。このような物を分解・改造などして使うのは良いことではありませんから、実用用途で使うのは避けたほうが良いでしょう。この記事では飽くまで実験として、電波を飛ばさず受信することのみを目的として行なっています。

実験に用いた LAN カードは Buffalo の WLI-PCM-W11G。

まずは殻割り (分解)。



同じ型番でも基板のパターンが異なるカードがあったような…。

割った基板のアンテナ側。
コネクタと2本のアンテナが確認できる
今回用いた基板のアンテナ側の部分には綺麗に、回路素子が無くコネクタとアンテナのみに導線が伸びている部分があります。この部分で上手く真っ二つにします。次に、コネクタ側の基板も、コネクタの部分だけを上手く切り取ります (図のようにカッターで繰り返し切れ目を入れたら、ラジオペンチなどで力をかけて折れば良い)。
割ったアンテナの回路側
次に、割った基板の回路側にはアンテナ・コネクタに伸びていた導線と、グラウンドらしき導線が確認できるので、切り取ったコネクタとその部分とを接続します。
勿論、そのままでは接続できないので、必要な部分をドライバなどで擦り導線を露出させた後、その部分にリード線をはんだづけして接続します。
このままでは装着した時に思わぬところとショートするかも分からないので紙などでシールドした後に装着します。
完成! で、実際に Mac を立ち上げてみると、画面右上には AirMac のアイコンが現れ、アクセスポイント名も正常に表示されているようでした。感度も問題なし。

感想など

リード線周りがかなり適当な割には正常に受信できているようで驚き。
実際にネット上で互換カードを装着している記事を見てみると、この機種の後の WLI-PCM-L11GP (出っ張りが小さいもの) を使った例が多くありました。実際、カードを分解せずに取り付けられた記事もあって、無線機部分を改造しないに超したことはありません。要は、この記事は完全なる自己満足なわけですけど w

2010年11月5日金曜日

風邪引いた

まぁ、先週の話ですが、死ぬかと思うぐらいの強烈な寒気に襲われてひどい思いをしたでんでんです。ただの風邪で済んでよかった。

「メイアクト MS」「ロルフェナミン」「プラミール」「タリオン OD」「SP トローチ」
内科にかかって、これだけの薬をもらってきたわけです。前の胃の薬と合わせるとどれだけの量になるだろう w

で、風邪をひくと音の高さが違って聴こえるという話は前に何度か耳にしたことがあったのですが、本当だったんですね。風邪で倒れながらも、PC をいじったりピアノを弾いてみたりはしたのですが、ピアノの音も Windows の効果音もピッチが下がって聞こえたので違和感があり気持が悪いぐらいでした。以下、実験報告 w

1. 目的

風邪をひくと音高 (ピッチ) が下がって聴こえる。風邪を引いたときに健常時と比べてどれほど音が低く聴こえたのかを測定し、目安とする。

2. 実験方法

手持ちの電子ピアノ KORG SP-250 では、基準ピッチを A=440 Hz から前後に 0.5 Hz 間隔で調整することができる。特定の鍵盤を押すことで、ピッチを 0.5 Hz ずつ上げながらそのピッチでの音を聴くことが出来る。以下の操作を行った。

1. 違和感が少なくなる高さまでピッチを上げる
2. 現在練習中の曲 (ここではモーツァルトのピアノソナタ第15番 K.545) を冒頭から30秒程度弾く
3. ピッチを 0.5 Hz ~ 1 Hz 上げる
4. 手順 2 ~ 3 を繰り返し、違和感のなくなるところで止める。ピッチを上げすぎたら下げる。

3. 使用装置

  • 電子ピアノ KORG SP-250
  • カシオの関数電卓
  • 自分自身 w
  • 風邪薬

4. 実験結果及び検討

キーを押した回数は、8回だった。キーを1回押すごとに 0.5 Hz ずつピッチが上がるから、この時点で A=444 Hz となった。

444 Hz の音が 440 Hz に聴こえる計算だから
444/440 = 1.0090909...
となり、約 0.9% ピッチが下がって聞こえたことになる。
さて、ここから、「何セント上がったのか」を計算することにする。
まず、音が半音上がると周波数は 2(1/12) 倍になる (これを12回かければ周波数が2倍、すなはち1オクターブ上がる)。セントというのは半音を100分割したものであるから、1セント音が高くなるごとに周波数は 2(1/1200) 倍 (これを100回かければ半音上がる)。よって、セントを求めるためには 440 Hz に 2(1/1200) を何回かけたら 444 Hz になるのかを計算すれば良い。

440 * 2(x/1200) = 444
<=> 2(x/1200) = 444/440
<=> x = log(1200√2) (444/440)

ところで、私が所有する関数電卓では、対数は10または e を底とするものしか計算できないから、底の変換公式を用いて、
x = log(444/440) / log2(1/1200) = 15.667...

よって、15.7 セント低く聞こえたことになる //

5. 感想

  • 飽くまでこの実験は「音が低く聴こえる」という主観的な事実を Hz や Cent といった客観的な数値で表したものである。人によって、また病状によってどれほど低く聴こえるのかはわからないから、飽くまでこれは実験結果の1つとして捉えていただきたい。
  • 基準ピッチが 0.5 ~ 1 Hz 変化しても、単音を聴いた程度では変化が分かりにくいことが多いが曲になった状態で聴くとそれでも違和感が大きく聴こえるものだということを実感した。実験方法で、単音を聴いてピッチを調整した後に曲を弾いて微調整していたのはそのためである。
  • 昔々、カセットテープを再生するデッキの違いでピッチが違って違和感を感じるのもこういう事である。テープの規格自体は 5% (約半音) 程の再生スピードの誤差を認めているが、よく聴く曲あれば 0.5% の誤差でも違いを感じる人はいるだろう。
  • 風邪を引いて判断力などかなり鈍った状態での実験であるから、途中で操作の間違いなど冒しているかもしれない。
  • この記事を書いている最中、Google で検索をかけて調べてみたが、音が低く聴こえるのは風邪薬の副作用ではないかという情報も。だが、風邪が治った直後あたりに今度はピッチが高く聞こえたような気もするのだがそれは何故だろう。
  • Google 日本語入力で薬の銘柄が綺麗に予測変換できちゃったの、なんでだろう w 専門用語にも強いよね。