最近レトロ PC が大好きなでんでんです (最近…というか、昔からか ^^;)。
背景
Windows 9x 系の OS ではフロッピーディスクによる起動ディスク (EBD, Emergency Boot Disk) が作成でき、ここでは DOS/V の日本語環境が構築されています。
その DOS/V 環境下では16ドットの文字が表示されるのですが、一方、起動ディスクには KANJI24.FNT という、24ドットと思わしきファイルがあります。
…とはいえ、24ドットのフォントなんて DOS 上で見たことないですよね? ということで、ちゃっぴー君 (ChatGPT) に色々訊きながら調べてみました。べんりなよのなかになったものよのう。
このファイルは何のためにあるのか
ちゃっぴー君曰く、プリンタ出力やDTP・TeXのためにあるんだろう、とのこと。
では、中を見てみよう
どうやら MS-DOS/V の JFONT.SYS で読み込ませるこのファイルは独自形式らしく、既存のビューアはない様子。ただ、24x24 ビット = 576 ビット = 72バイトに1つずつ文字が入っていると考えられるようで、1ビットずつプロットして並べるプログラムを作ればよさそうです (ちゃっぴー君にやってもらいました)。
そのためには、まず、ヘッダーの情報を解析する必要があります。これもちゃっぴー君に見せたら簡単に解読してくれました。すごいね。
最初の16バイトはヘッダー文字列 (これは私でもわかる)、次の14バイトはちゃっぴー君曰くリトルエンディアンの数値で、ピクセル数や1文字あたりのバイト数が書いてあるんだろう、とのこと。
それ以降はゼロが続き、200番地 (512バイト) からビットマップの情報が始まっているようです。
結果
ローマ数字に始まり、見たことない漢字が沢山入っていました。とはいえ、分からない文字だけではなく、チョナンカンの「彅」の字とか、はしご高 (髙)、たち崎 (﨑)、桑の異体字 (桒) 等が入っています。人名で使われる文字ばかりですね。
後で自分で調べてみた
- Microsoft のサポート文書によると、プリンタ出力を想定しているようです。
- KANJI16.FNT ファイルのヘッダーも見てみると、確かにピクセル数やバイト数がその通りになっていました。すごいね。
- どうやら、格納されていた文字は IBM 拡張文字と言われる文字だった様子。Wikipedia に書いてあった内容と一致していました。
参考文献
- IBM拡張文字 - Wikipedia
- KB405981 - MS-DOS 6.2/Vのフォント ファイルについて



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