2013年4月21日日曜日

i-Beans SC-02E 用 PU レザーケース、買った


5.5インチのファブレットを持ち歩くなら、手帳みたいにカバーが付いていると使いやすいですね。
値段は1280円。カラバリは4264-3。作りが雑に感じるところもありますが、まぁ価格相応かと。Amazon の写真どおりのものが届きました。色とりどりな所が気に入っています。かわいい。


商品説明にも書いてありましたが、ワンセグのアンテナが取り出せないんです。届いたパッケージを良く見たら N7100 って書いてありました。つまり海外版。そりゃワンセグのアンテナなんて日本ローカルなものは想定されていないわけだ。


というわけで、カッターで切り取り、ヤスリがけし、ワンセグのアンテナを取り出せるようにしておきました。ちょっと硬いけれど小さいカッターで十分加工できます。



左: 加工前、右: 加工後

せっかくスタンドとしても使えるように作られているんだから、ワンセグも使いやすくしておかないとね。

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2013年3月31日日曜日

Galaxy Note II (SC-02E) 買った

Dell Streak で5インチファブレットの魅力に取り憑かれてはや1年。その後継機にすべく、Galaxy Note II 手に入れました。本当はホワイトが欲しかったものの、在庫がないと店員に言われてブラウンを選ぶことになりましたが、この落ち着いた色あいもなかなか良さげです。
新潟県内の某量販店にて、本体代金一括約3万円。パケホーダイライトに学割をつけて MNP で契約すると月々サポートの割引もあり月々の維持費が500円程度になるそうで (2年間契約するとすれば実質維持費は平均して月1500円ぐらい。後述)。IS01 契約時の au 回線 (後に IS12T に機種変更) をズルズル引きずった後に MNP しましたが、au の違約金なんてどうでも良くなるぐらいの料金です。
MNP の手続きなんて初めて。au のサポートに電話で MNP の手続きを申し出たところ、「機種変更するならキャッシュバックもある (1万円ぐらい?)」「解約金がかかる」等と言われ、軽く引き止められました (ネットでの噂通り)。解約理由も訊かれたので「料金」と答えておきました。コスパでドコモが選択肢に入るなんて、10年前では考えられなかったなぁ…。
オプション縛りは勿論あったのですが、そこは店員さんが丁寧に説明してくれました。 (ソフトバンクの契約の時もそうだったけれど、要らなければ後で外して!的なことも言ってくれるんですね w

今までソフトバンクの Dell Streak (001DL) を使っていたので、それと比較してみていきたいと思います。

外観・付属品


SC-02E と 001DL を並べたり重ねたりしてみると、大きさはとても近いことが分かる。Galaxy の方が画面の縁が細い分、大画面になっている。画面の解像感は、800x480 → 1280x720 で数字の上でも体感上も大きくは変わらないが、実際に Web ページを縦画面で表示してみると文字の潰れが少なく流石という印象。ディザがかからない分 Galaxy の方が発色が綺麗。それから VNC 等で PC の画面を遠隔操作するときも、この解像度の差は使い勝手に大きく影響するだろう (フル HD 搭載機には敵わないが…)。

USB ケーブルだけでなく、イヤホンマイクやフリップカバーまで付いてくるなんて、とても良心的。Streak の時はソフトバンクセレクションのカバーを用意してやる必要があったのに…。ただ、Streak の純正オプションのカバーは画面を横にして立てることが出来るのに対し、Galaxy の付属カバーではそれができない。Galaxy の付属カバーの方がタッチパネルが操作しやすそう。
工人舎 SC とも重ねて大きさを比べてみた。SC つながり ?w スペックの一部は既に工人舎 SC を超えているようだ。最近のスマホ恐るべし。

試供品の SD カードは 2GB。Streak には 16GB が付属していて太っ腹だったが…。とはいえ、Galaxy には内蔵メモリだけで約 24GB もの容量があるからさほど問題なかった。それに SDHC 未対応の機器をたまに扱うことがあるので、それらでも使える 2GB は貴重 (なので大事に取っておく予定。Galaxy で使う気はない)。

購入時に貼ってあるフィルムが耐久性のありそうなもので良い…んだけれど、そこにいろいろなロゴがプリントしてあって、そのままでは使えないんだよね…(一番上の写真)。嫌がらせですかこれ ?w 結構頑丈そうなのに購入後すぐに捨てられる運命なのね、このフィルム可哀想 w
百均の液晶保護フィルムを切って貼ってみました。長辺 14.5cm、短辺 7.5cm、外枠とスピーカー・ボタンの部分を切り抜いてやれば使えます。面倒なので大雑把に、四隅は半径 7.5mm の扇形 (もう少し大きく切ったほうが良いかも)、スピーカー部分は長辺 2cm、短辺 5mm、ホームボタンは長辺 2cm、短辺 8mm に切り抜いてから貼りました。

バッテリーは、Streak の 3.7V 1530mAh に対し Galaxy は 3.8V 3100mAh。なんと、愛用のモバイル Wi-Fi ルータ (GP02) のバッテリー (3.7V 2200mAh) よりも大容量 w ただし、その3機種の中では Galaxy だけが電池蓋を開けにくい。

動作は起動時も起動後も Galaxy Note II の圧勝 w

カメラ


IS12T も持ち出してきて比較。敢えて薄暗い場所を選び、ノイズの出方を見て見ました。お昼12時頃、天気は雨。被写体は机とその上の荷物。どの機種で撮影してもノイジーですね…。

SC-02E

001DL

IS12T
まずは静止画の画質から。画素数は IS12T が13メガ、SC-02E が8メガ、001DL が5メガピクセル。画素数こそ違うものの SC-02E と IS12T はほぼ互角 (IS12T の方が少し画質が良い。SC-02E はノイズが粗め)。001DL は、拡大して見ると一昔前のおもちゃのデジカメみたい。

次に、動画モードで撮影してキャプチャしたもの。今度はパナソニックのコンデジ DMC-FX77 も持ち出してみました。SC-02E と FX77 が 1080p、001DL と IS12T が 720p。

SC-02E

001DL

IS12T

DMC-FX77
同じ 1080p でも、クッキリ映りつつノイジーな SC-02E とぼやけつつもノイズ少なめな FX77 と、好みの別れそうなところ。FX77 だけかなり暗いが補正をかければ普通に見られる画質になった。

静止画の画質は IS12T ≧ SC-02E > 001DL
動画の画質は SC-02E ≧ DMC-FX77 > IS12T > 001DL
というところ (撮影場所による違いや感じ方の個人差がありますが…)。

Galaxy Note II にカメラボタンがついてくれていたら良かったのになぁ…。

維持費

+ 780 基本使用料、タイプ Xi にねん
- 780 応援学割2013、基本使用料3年間無料
+ 315 sp モード
+4935 Xi パケホーダイライト
-1050 応援学割2013、パケット通信料3年間1050円引
-3675 月々サポート
------------------------------
525 合計

なんと…。計算が間違っていたらごめんなさい (ご指摘下さい)。
で、端末代金は24800円だったので、24で割ると月々約1033円。よって、これを2年間契約したとして月々の請求額に足せば実質費用は 525 + 1033 = 1558 円。学割有りで実質1600円弱。学割無しで契約すると実質約3300円ぐらいのようです。

その他

  • LTE、まだ自宅は圏外でした。残念。
  • フレンドリーな店員さんだったけれど、全体的に喋り方が軽めの印象 w (○○なんですけどぉ~↑↑、といった語尾とかギャルっぽかったりとか w) ソフトバンクが契約・解約ともに一番紳士的な対応で、au が丁寧な対応だった記憶。ネットでよく見る評判とは正反対な気がするが、偶々自分に当たった人がそういう人だったのかも知れない。まぁ、実は殆どが量販店での購入なのだけれど w (ちなみに、ウィルコムとツーカーは普通だった ww)

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(というか俺のほしい物リスト)


ここに載せてあるものの他に、スマホ関連のアクセサリーは百均で探すと良いものが見つかるかも。スタンドやシガーライタープラグ、液晶保護フィルムがセリアやダイソーに売っているので便利。

2013年3月8日金曜日

携帯用ファミコン互換機を集めて遊ぶ w

中国製のファミコン互換機には、本家にない機能が付いていたりして、色々と面白いですね。2009~2010年にかけて集めてみたファミコン互換機があるので比較して見ていこうと思います。

COOL BOY

パッケージ等にスペルミスが目立つ w
電源は単3電池 x 3本。大きなカセットと小さなカセットが付属。接続端子は電源、コントローラ x2、AV 端子…全て独自のコネクタ。しかし一切それらに対する説明はなく接続ケーブル類も付属しない。
大きいカセットや市販のファミコンカセットを差し込む時はアダプターを噛ませて使うが、何とも間抜けな雰囲気。プレイ中にちょっと揺らすとバグって止まってしまう w
ボタンの配置は普通。手にもなじむ形をしているんだけれど…振動に弱い w
音は、デューティー比1/2と1/4の矩形波が逆に再生されてしまうようだ。
画面は暗め。

収録ゲームは SHUDU (数独), TANK (戦車ゲーム?), LAWN PURGE (草刈ゲーム?), FISH WAR (自分より小さな魚を食べて大きくなるゲーム), BOXES WORLD (倉庫番)

ポケボーイ (POKE BOY)

パッケージが日本語で書かれていて、取説も日本語のものが付属。電源は単3 x 4本。 接続端子は AV 端子とイヤホンの端子。
外箱は、よくある中国製 MP3 プレーヤーと同様、磁石でパッケージが簡単に開閉できる仕組み。
ボタンは…A と B が逆になっていて、これではワンワンパニック状態だ…w いや、逆にこれでワンワンパニックをプレイする分には本家のファミコンより操作性が良いんじゃないかな ?w 十字キーが硬い。
この機種はちゃんとファミコンカセットが本体に差し込めるようになっていて、だいぶ使い勝手が良い。けれど、ソケットに余裕がありすぎて、やはり振動するとバグってしまう様子 (NES 用のカセットが挿せるようになっているんだろうか…)。
音は、これもデューティー比が逆に再生されてしまう様子。画面は色が少しおかしい。

これもゲームが内蔵。収録ゲームは CONTE ENEGY (ロードランナーのパクリ)、MARS (スターフォース)、BOXWORLD (倉庫番)、RESISTANT (元ネタ不明のシューティングゲーム、直ぐカンストする w)、ASSART (岩を崩しながら苗を植えるゲーム)、CONQUEROR (サーカスチャーリーのパクリ)、TENNIS (任天堂のテニスのパクリでしょうね)、BOUNCE (マッピー)…等々、著作権的に怪しそうなものがいっぱい。そして、殆どの内蔵ゲームの BGM は原曲と同じリズムで音程だけが違う不協和音 w

発売元はスリーアップ株式会社 (大阪府柏原市)。

GAME CASSETTE COMPUTER PORTABLE


これも日本語のパッケージ・説明書が付く。電源は単4 x 4本。電源端子もあるが、取説には「使用しないで下さい」と書かれている w
小さくて持ち運びやすい。が、本体の裏にカセットを挿すタイプで出っ張って邪魔だ…が、意外と振動に強い w
ボタン配置は少々変則的 (スーファミで言うところの Y・B ボタンに相当する部分にそれぞれ B・A ボタンが付いている) だが、普通に使いやすい配置。AV ケーブルまで付属して良心的。イヤホン端子が何故かφ2.5mm。
内蔵ゲームは無し。音は正しいデューティー比で出力されるが音割れが酷い。画面は3機種の中で一番綺麗だが、色が派手すぎて目がチカチカする。

発売元はワイエスエヌ (大阪府大阪市)。


画面の粗さは3機種で同じぐらい。振動の強さは 弱←COOL BOY < ポケボーイ < GAME CASSETTE COMPUTER →強。

互換性

ポケボーイでドクターマリオをプレイするとレベルの選択画面がおかしくなり、そこでおかしいままスタートするとスピードやウイルスの数がおかしくなる。
何故か『星をみるひと』は3機種とも正常なデューティー比で再生された。

2013年2月23日土曜日

工人舎 SC: Ubuntu インストール

インストールに用いたバージョンは Ubuntu Desktop 12.04 LTS 日本語。
無事にインストールが終わると問題なく起動します。
…が、 画面が半分に欠ける (or 映らない) し無線 LAN が使えません (有線は使えた)。

新しいカーネルを導入することで画面欠けが直り Wi-Fi が使えるらしいので、やってみました。

1. 起動が終わり画面が真っ暗になったら (HDD へのアクセスがしなくなったら)、まず [Ctrl] + [Alt] + [F1] でコンソール画面にし、[Ctrl] + [Alt] + [F7] で X Window の画面に戻ります。この時点で画面の半分が重なって表示されるはず。

2. 右上のメニューから一旦ログアウト、再びログイン。

すると、画面が重なって半分に表示されるのがひとまず直り、普通に操作できるようになります。
ここで新しいカーネルをダウンロードして適用してみましょう。ここでは kernel 3.8 を選びました。
ダウンロードするファイルは4つ。_i386.deb で終わるファイル名が3つ、linux-headers で始まり _all.deb で終わるファイル名が1つです。

有線 LAN に接続した状態で以下のコマンドを実行します。
 $ mkdir kernel3.8
 $ cd kernel3.8
 $ wget -c http://kernel.ubuntu.com/~kernel-ppa/mainline/v3.8-raring/linux-headers-3.8.0-030800-generic_3.8.0-030800.201302181935_i386.deb
 $ wget -c http://kernel.ubuntu.com/~kernel-ppa/mainline/v3.8-raring/linux-headers-3.8.0-030800_3.8.0-030800.201302181935_all.deb
 $ wget -c http://kernel.ubuntu.com/~kernel-ppa/mainline/v3.8-raring/linux-image-3.8.0-030800-generic_3.8.0-030800.201302181935_i386.deb
 $ wget -c http://kernel.ubuntu.com/~kernel-ppa/mainline/v3.8-raring/linux-image-extra-3.8.0-030800-generic_3.8.0-030800.201302181935_i386.deb
 $ sudo dpkg -i *.deb
あとはパスワードを入れて待つだけ。4つの wget コマンドは ; や && 等でつないでも良いでしょう。
有線 LAN が利用できない環境等の場合、上のコマンドの代わりにインターネットに接続できるコンピュータから http://kernel.ubuntu.com/~kernel-ppa/mainline/ にアクセスしてダウンロード、USB メモリ等で受け渡してファイラー画面上で headers-*_all -> headers-*_i386 -> image -> image-extra の順番に1つずつ右クリック→[Ubuntu ソフトウェアセンターで開く]→[インストール] を実行しても良いでしょう (dpkg コマンドを使ったほうが楽)。
再起動すれば grub の画面にも反映され、新しいカーネルを選んで起動できます (写真は 3.6.11 を適用した時のもの。前のカーネルから起動したい場合は Previous Linux versions を選択)

起動してから LAN ケーブルを接続してもネットワークが上手く認識されないことがあるので、予め LAN ケーブルを接続してから電源を入れると良いでしょう。

ここでは、カーネルのバージョンを上げることで画面欠けの問題を解決しましたが、解決の手段は複数あるようです。 GMA500 搭載の他機種を使っている方々で grub の設定を変えて解決している例が多く見られました (詳しい説明は下のリンク)。

不具合

  • サスペンドから復帰すると、画面の下 1/4 ぐらいが欠ける。新しいカーネルを適用しても駄目。ハイバネーションであれば正常に動作した。
  • メインラインカーネルを適用した場合、画面が 10px 程度上にずれ、表示されない部分がある (もともとのカーネルで grub をいじった場合は画面が正常に表示される)。
  • イーモバイル GP02 に Wi-Fi で接続する場合、暗号化方式が WEP になっていると何故か接続できない。WPA なら接続できるし、WEP で暗号化された別のアクセスポイントは接続できる。

アップデートしたカーネルを削除したい場合

インストールしたカーネルで不具合が出た等といった理由からカーネルを削除する場合は、コマンドラインから
$ sudo apt-get purge linux-image- (バージョン番号)
で。(例: linux-image-3.8.0-030800)

/*

奮闘記録

メインラインカーネルを適用せずに Wi-Fi を使えるようにしようと思って弄った記録。ここからは読み飛ばし推奨。
メーカー Web サイトに VT6656 のドライバのソースコードがあるのでダウンロードします。但しこれは古いバージョン向け (kernel 2.6) のソースコードなので、そのまま make コマンドを実行しても
Makefile:116: *** Linux kernel source not configured - missing config.h. 中止.
と出てしまい、これではドライバが組み込めません。そこで、
 $ sudo ln -s /usr/src/linux-headers-3.2.0-38-generic-pae/include/generated/autoconf.h /usr/src/linux-headers-3.2.0-38-generic-pae/include/linux/config.h
とやってもう一度 make してみるも、今度は別のファイルが見つからないと怒られる…。ソースをいちいち弄るのが面倒なので
 $ sudo ln -s /usr/src/linux-headers-3.2.0-38-generic-pae/include/linux/init.h /usr/include/init.h
 $ sudo ln -s /usr/src/linux-headers-3.2.0-38-generic-pae/include/linux/compiler.h /usr/include/compiler.h
 $ sudo ln -s /usr/src/linux-headers-3.2.0-38-generic-pae/include/linux/mm.h /usr/include/mm.h
 $ sudo ln -s /usr/src/linux-headers-3.2.0-38-generic-pae/include/linux/ioport h /usr/include/ioport.h
 $ sudo ln -s /usr/src/linux-headers-3.2.0-38-generic-pae/include/linux/etherdevice.h /usr/include/etherdevice.h
...
とかやって Makefile やソースコードが参照しているヘッダファイルを見つかるようにリンクしてみた (横着) ものの、エラーがたくさん出てきてキリがないので諦めました (笑
メインラインカーネルでちょっと不安定な気もするし画面がずれているけれど、まぁいいや w
(下のリンクには自己解決できている人もいるっぽいけれど…)
*/

関連サイト

2013年2月22日金曜日

iBook G4: Ubuntu 12.04 インストール

ども。1つのコンピュータに2つ以上の OS を入れてみないと気が済まないでんでんです w

ということで、iBook G4 にも Ubuntu を入れてみました。

Ubuntu のダウンロードページから PowerPC 向けの ISO イメージをダウンロード

それを CD-R(W) or DVD-R(W) に焼く

ドライブに入れたら電源投入 or 再起動時に C キーを押しながら待つだけ。
で、 CD から起動するので、あとは指示に従って操作するだけです。うっかり操作ミスして既存のHDD のデータを消さないように注意

で、ブートローダーのインストール先を Ubuntu をインストールする区画に設定しておくと便利。

インストールが終わると、電源投入時に Ubuntu のブートマネージャが出てくるので、それが鬱陶しい場合は Mac OS を起動後、システム環境設定→起動ディスクから、Mac OS X のシステムフォルダを選択しておきましょう (それでも電源投入時に option キーを押して起動ディスクの選択画面を出せば Ubuntu が選べる。少々時間がかかるが)。

インストールは順調に進んだものの、このままでは firmware missing と表示されて無線 LAN (内蔵の AirMac Extreme) が使えないので、使えるように設定していきましょう。

幸いにも有線 LAN は使えるので、そこからインターネットに接続し、コマンドラインから
 sudo apt-get install firmware-b43-installer
と入力してファームウェアをインストールしましょう。この1行を実行して待つだけで無線 LAN が動作するようになります。

また、インストール直後はバッテリーのインジケータが現れないので、テキストエディタで /etc/modules を開き、一番下に

pmu_battery

と1行追加します。再起動すればバッテリーのインジケータが画面上部に表示されるようになります。

関連サイト

2013年2月18日月曜日

Panasonic LUMIX DMC-FX77

この機種を購入してからもう1年ぐらい経ちます。2012年の2月にデジカメを新調しました。
2012年2月、楽天のショップで10980円。
外箱はだいぶ小さく、開けると中はぎゅうぎゅう詰めで、無駄のないスペースに驚きました。

720p 動画の30分制限がないこと、変な機能が沢山付いていて遊べそうなこと、画質に関してもパナソニックのデジカメにしては画素数が少なめ (≒センサーの感度が良さそう)、また F 値が小さく明るめのレンズを用いているようだったことから、この機種を狙って買いました。人気の機種だったようで、店頭では殆ど売り切れ、後継機の FX80 に置き換わっていました。

今までカシオの EX-V8 を使ってきたので、以下、その機種との比較も交えて。

価格帯

DMC-FX77 は26400円、EX-V8 は45000円とのこと (下の関連リンク先曰く; 後継機が出る頃にはその半額以下に下がるわけだが)。価格帯は異なる。
後発のモデルで性能が向上しているだけ FX77 の方が良く感じたりするが、やはり、V8 の方が上の価格帯だけに作りこまれている印象も受ける。

大きさ、形

FX77 の方が薄くて小さい。ただ、V8 の方は電源を入れたりズームする時にレンズが伸びない分使いやすい。

発色、画質、視野

FX77 はやや黄色がかった発色 (たまに青っぽい ?)、V8 はやや緑がかった発色。視野は FX77 の方が広い。下のサンプルを参照。
写真の画質は、画素競争真っ只中の V8 と違って FX77 はある程度落ち着いてきた感じ。
ファインダー画面の画質に関しては、FX77 の方が粗い (V8 の方が精細)。 ただ、画面が大きく縦横比が 16:9 になった分、動画の再生に関しては FX77 の方が見やすいかもしれない。
フラッシュを焚いた時は FX77 の方が自然な写り方をする。

操作性

起動の早さを FX77 と V8 とで比べてみたが、大体同じぐらい。ただ、V8 の方は大きなレンズ蓋を横にスライドさせるタイプで、急いで撮影したい時にも使いやすいと思う。
FX77 がタッチパネルを採用し、従来ボタンが置かれていた場所がタッチパネルに置き換わったことによって操作しづらいと感じることはあるかもしれない。

FX77 で静止画・動画のモード切替が無く、押すボタンでどちらでも好きなタイミングに撮影できるのが便利。ただ、慣れないうちは動画を撮影しようとして静止画のシャッターを切ってしまうこともしばしば。

FX77 は電源を入れると必ずレンズが飛び出てきて、撮影済みの写真を見るだけの時も同様である。その点、V8 は再生ボタンを押せば写真が表示できるから便利だった。

パラメータ

ISO 感度やシャッタースピード、絞り等の設定について。FX77 の場合、ISO は100~6400の間で設定できる。シャッタースピードは下限値 (設定より速いシャッタースピードにする) のみ。絞りは ND フィルターを用いるもので、通常の撮影モードでは使えないようだ。これら3つの設定については V8 の方が細かく設定できる。

その他

動画撮影中にズームするときの音をマイクで拾ってしまう感じはあるけれど、それなりに賑やかな場所で撮影するのであれば気にならないんじゃないかな。ただ、V8 の方がズームが静かだったから、その分気になるかもしれない。
三脚用のネジ穴の位置が V8 は左端にあったため安定しにくかったり固定しにくかったりしたが、その点 FX77 は左端からもう少し右寄りに付いているため、使いやすく感じた。

デジカメのラインナップを見ても、なかなか EX-V7/V8 のような機種は見られず、カシオのこれら機種はもっと評価されるべきと思う。画質以外は結構優秀。
FX77 と V8 を比較して、結局は一長一短というところ。

うれしい誤算だが FX77 のマイクが結構優秀だと感じた。マイクが1つしか無いのでモノラル録音だが、バンドでライブを収録した時に音が割れる様子もなくクリアに撮れた。そういえば秋月電子にパナソニックの小さいマイクカプセルが売られていたのを思い出した。

FX77 のバッテリーが持たないが、互換バッテリーに容量の大きなものがあるので、これを一緒に持ち歩くと幸せになれるかも。

2013年2月現在、後継の FX80 が新品でだいたい8000円台。 FX77 はオークションでの中古落札相場が5000円位 (運が良ければ4000円程で落札できるかも)。これだけの性能を持ったものがここまで安く手に入るなんて恐ろしすぎる…。

ギャラリー


左: FX77、右: IS12T (携帯)。動画撮影モードにて。共に 720p からキャプチャ。こうして比較してみると意外と画質が違うことに気がつく。
とあるライブハウスにて (AVCHD 720p からキャプチャ)。上の写真には人が写っていないが、演奏中は奏者を表情まで確認できる画質で録画できた。映りが暗いのは準備中だから。それでもこれだけはっきりと写っていれば及第点だと思う。スミアが目立つ。

720p で30分制限の無いパナソニックの機種はライブの録画用途に結構使えるかも知れない (とはいえ、この機種だと30分ぐらいごとにバッテリを交換しなければいけないが)。電源周りは、後継機種のほうが USB での給電に対応している分、使いやすいんじゃないかと思う (未確認)。

関連サイト


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もはや後継の FX80 も処分価格に…。
バッテリーは互換品だが純正品よりちょっとだけ長持ちしたので動画撮影に重宝した。