2013年3月8日金曜日

携帯用ファミコン互換機を集めて遊ぶ w

中国製のファミコン互換機には、本家にない機能が付いていたりして、色々と面白いですね。2009~2010年にかけて集めてみたファミコン互換機があるので比較して見ていこうと思います。

COOL BOY

パッケージ等にスペルミスが目立つ w
電源は単3電池 x 3本。大きなカセットと小さなカセットが付属。接続端子は電源、コントローラ x2、AV 端子…全て独自のコネクタ。しかし一切それらに対する説明はなく接続ケーブル類も付属しない。
大きいカセットや市販のファミコンカセットを差し込む時はアダプターを噛ませて使うが、何とも間抜けな雰囲気。プレイ中にちょっと揺らすとバグって止まってしまう w
ボタンの配置は普通。手にもなじむ形をしているんだけれど…振動に弱い w
音は、デューティー比1/2と1/4の矩形波が逆に再生されてしまうようだ。
画面は暗め。

収録ゲームは SHUDU (数独), TANK (戦車ゲーム?), LAWN PURGE (草刈ゲーム?), FISH WAR (自分より小さな魚を食べて大きくなるゲーム), BOXES WORLD (倉庫番)

ポケボーイ (POKE BOY)

パッケージが日本語で書かれていて、取説も日本語のものが付属。電源は単3 x 4本。 接続端子は AV 端子とイヤホンの端子。
外箱は、よくある中国製 MP3 プレーヤーと同様、磁石でパッケージが簡単に開閉できる仕組み。
ボタンは…A と B が逆になっていて、これではワンワンパニック状態だ…w いや、逆にこれでワンワンパニックをプレイする分には本家のファミコンより操作性が良いんじゃないかな ?w 十字キーが硬い。
この機種はちゃんとファミコンカセットが本体に差し込めるようになっていて、だいぶ使い勝手が良い。けれど、ソケットに余裕がありすぎて、やはり振動するとバグってしまう様子 (NES 用のカセットが挿せるようになっているんだろうか…)。
音は、これもデューティー比が逆に再生されてしまう様子。画面は色が少しおかしい。

これもゲームが内蔵。収録ゲームは CONTE ENEGY (ロードランナーのパクリ)、MARS (スターフォース)、BOXWORLD (倉庫番)、RESISTANT (元ネタ不明のシューティングゲーム、直ぐカンストする w)、ASSART (岩を崩しながら苗を植えるゲーム)、CONQUEROR (サーカスチャーリーのパクリ)、TENNIS (任天堂のテニスのパクリでしょうね)、BOUNCE (マッピー)…等々、著作権的に怪しそうなものがいっぱい。そして、殆どの内蔵ゲームの BGM は原曲と同じリズムで音程だけが違う不協和音 w

発売元はスリーアップ株式会社 (大阪府柏原市)。

GAME CASSETTE COMPUTER PORTABLE


これも日本語のパッケージ・説明書が付く。電源は単4 x 4本。電源端子もあるが、取説には「使用しないで下さい」と書かれている w
小さくて持ち運びやすい。が、本体の裏にカセットを挿すタイプで出っ張って邪魔だ…が、意外と振動に強い w
ボタン配置は少々変則的 (スーファミで言うところの Y・B ボタンに相当する部分にそれぞれ B・A ボタンが付いている) だが、普通に使いやすい配置。AV ケーブルまで付属して良心的。イヤホン端子が何故かφ2.5mm。
内蔵ゲームは無し。音は正しいデューティー比で出力されるが音割れが酷い。画面は3機種の中で一番綺麗だが、色が派手すぎて目がチカチカする。

発売元はワイエスエヌ (大阪府大阪市)。


画面の粗さは3機種で同じぐらい。振動の強さは 弱←COOL BOY < ポケボーイ < GAME CASSETTE COMPUTER →強。

互換性

ポケボーイでドクターマリオをプレイするとレベルの選択画面がおかしくなり、そこでおかしいままスタートするとスピードやウイルスの数がおかしくなる。
何故か『星をみるひと』は3機種とも正常なデューティー比で再生された。

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