2010年12月23日木曜日

ボーカロイド、はじめました !

久々に更新するでんでんです。

ボーカロイド始めました!
「ボカロクラシカ音楽祭」という企画に僕も参加させていただきました。

以下、動画の紹介をば。なが~い解説付きです w

【初音ミク・氷山キヨテル】5つのディヴェルティメント K.439b No.4 5.Rondo

元々はクラリネット2本とファゴット1本で演奏される曲です (下の関連商品の項。2枚とも持ってる)。
譜面を持っていないので、手元の CD から耳コピーで作りました (後ほど譜面をうpしようと思います)。
実際に Vocaloid Editor に打ち込んでみると、この曲が持つハーモニーの美しさを改めて実感しますね。
初めてのボカロですが、ミクの「あ」の声とキヨテルのハモリが比較的綺麗に響きやすいと思いました。
原曲で用いられるクラリネットは、音域ごとに違うキャラクターをもつ音色が特徴ですが、ミクも、クラリネットとは特徴こそ違え、音域ごとにキャラクターを持っているってこと自体は共通しているな、と思います (って先輩に言ったら否定されましたが w)。
ボカロクラシカなら、ミクは木管系全般、キヨテルの声はダブルリード系のパートの再現には良さそうだな、というのが今回使ってみた印象です。

普通の Midi とは違い、音の長さだけでなく歌わせる発音の違いでアーティキュレーションとか音量とか音の表情、音色が変わってしまうので、生楽器のニュアンス (実際に自分が演奏するとしたらしたい表現) を可能な範囲で表現できるような発音を選びました (とはいえ、半分はアーティキュレーションを無視して遊びで打ち込んだ発音もあります。だって、かの冨田勲の作品でも原曲とはだいぶ違うアレンジが加えられてたりしましたよね。定番のパピプペ親父とかもあったよね!)。

【初音ミク】ちょうちょう (童謡)【カバー曲】

もとはといえば、事の発端は音楽のおの字も知らない先輩 (発想力はものすごく豊かな人) に予め曲をメロディを打ち込んだ状態でボーカロイドエディタを与えてみたらものすごいものができたので、それを活かすべく作ろうとした物 (但しこの動画には先輩が作った部分は全く含まれていない)。
でも、実際に作ったら結構きれいな曲になったので、きれいな部分だけを単独でうpした結果がこれ。後で、ネタ入りの「ちょうちょう」も完成させてうpしようと思います w

使用機材 (ハードウェア)

  • 音源: Korg SP-250
  • USB オーディオ IF: ONKYO Wavio SE-U33GX+
  • USB Midi IF: Cakewalk (Roland) UM-1G
  • モニター環境: Yamaha RH5Ma と、安物 PC スピーカー
  • PC: ネットブック (工人舎 SC) と、自作マシン
  • デジタルカメラ: CASIO EXILIM EX-V8

ソフトウェア (音声まわり)

  • Audacity 1.3.12-beta
  • SoundEngine Free 4.52
  • Voxengo r8brain 1.9
  • Domino 1.38
  • Vocaloid 2 初音ミク・氷山キヨテル

ソフトウェア (映像・動画まわり)

  • TrakAxPC 3.01.1
  • Avidemux 2.5.3
  • MediaCoder 0.7.3.4640 x64
  • OpenOffice.org 3.2
  • GIMP 2.6.8
  • FA 丸ゴシック M / HG 丸ゴシック M-PRO

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2010年11月28日日曜日

クラリネットのアンブシュア (初心者向け)

クラリネットを始めたばかりでどうしてもうまく吹けないうちは、「ぺー、ぺー」と金属的な薄っぺらい音になりがちだと思います。そういった音色を少しでも改善するために。
この記事は主に、吹奏楽でクラリネットを初めて間もない中学・高校の1年生ぐらいの人が読者の対象になるように書いたつもりです。勿論、もっと長い間楽器をしてらっしゃる方や、大学生・社会人以上でこれからクラリネットを始めるという方も大歓迎の記事です!

マウスピースの角度

クラリネットとサクソフォーンって、同じ発音体 (シングルリード) であるから、cl 吹きが sax を吹いても、sax 吹きが cl を吹いても、とりあえず音が出ることには出ます。けれども同じ楽器を cl 奏者と sax 奏者が吹いて比べても大抵は同じ音色にはならず、「クラなのにサックスの音がする」「サックスなのにクラの音がする」という印象を受けることも多くあります。
何が違うのかというと、マウスピースを咥える角度の違いが一番わかり易い特徴だと思います (その他にも cl と sax とでは色々とアンブシュアや息の入れ方等が違うが)。咥える角度が違うと音色も違うものになりやすくなるということです。

前置きは長くなりましたが、クラリネットのマウスピースは顔に対して垂直ではなく、やや低めの (地面に近づく) 角度に楽器を構えた方がとりあえずクラリネットらしい音色に近づくでしょう (楽器の角度を低めにするからと言って、顔が下向きにならないように注意すること)。

唇とマウスピース

吹奏楽でクラリネットを吹いている方ならば、下唇を巻いてその上にマウスピースを乗せる形のアンブシュアはご存知のとおりでしょう。ですが、その下唇の巻きが足りず、それで音色が薄くなっている人も見ます。

下唇をあまり巻かないで吹くと、抵抗感の少し減った楽な吹奏感になると思いますが、その分薄っぺらい音や金属的な音になりやすくなります (その上で息の入れ方がなっていないと、いかにも初心者という音色になります)。音楽のジャンルによってはそれもありかもしれませんが、(吹奏楽で演奏するならば) 下唇をしっかりと巻き、リードと下唇との接触面積を増やしてやることで柔らかい音が出やすくなります。前述のマッピの角度も、リードと下唇との接触面積を増やすことに貢献しています。
初心者の間は下唇を巻くことにあまり慣れないと思いますが、楽器の角度を合わせて気をつけることで、無理のない下唇の形にできると思います。

ただ1つ注意点。あまり唇を巻き過ぎたり噛み過ぎたりすると、楽器の響きが活きてこなくなるので程々に。

それから、cl と sax のアンブシュアの違いとして「sax は緩く、cl は強く噛む」などと表現しているものを (2ch のスレで) 見たことがありますが、噛むというよりはキュッと唇で締めつける感じです (但し、唇が萎まないように。あくまで横に「キュッ」です)。前述の唇の形を合わせて維持することで、無理なくマウスピースを締めつけられると思います。マウスピースの締めつけが足りないと、「ビャー」っと開いただらしない音色になってしまいます (女性の奏者に多いかも)。これも、締めつけることを意識しすぎるあまりにマウスピースを噛みすぎないよう注意してください。すると今度は硬く潰れた音色になってしまいます。

ついでに、息の入れ方

アンブシュアと関連して重要なのが息の使い方。指使い (音の高さ) が変わっても一定の息の量を維持するように心がけてください。
電気回路で例えるなら、息遣いは電圧源 (~) ではなく電流源 (→) です (はい分かりづらいですね、すいません) w
これを身につけるためには、スケールをスラーでつないで練習していくと良いでしょう。音と音とが途切れないように。スケール練習にも色々バリエーションがありますよね。ドレミファソラシド…だけでなく三度の跳躍 (ドミレファミソファラ…)、三連符 (ドレミレミファミファソ…)、半音階などなど。。
と、このように練習していくと今度は指使いの重要性にも気付くはずですが、この記事では割愛します。

最後に

  • この記事では、アンブシュアと息遣いとの関連について書きました。前に書いた記事では、タンギングと息遣いとの関連について書いてあります。その他、良い音で音楽を表現するために指と息との連動も重要です。このように、楽器の演奏ではいくつかの要点が有機的につながっています。勉強でも物事と物事とを有機的に関連付けて覚えることで効率良く学習できますから、似ていますね。楽器の練習も頭を使ったほうが伸びが早いです。
  • クラリネットを始めて3年程度経っている方でも、息の入れ方やアンブシュアがうまくいっていない方をたまに見ます。もう一度アンブシュアや息の入れ方を基本からおさらいし、見なおしてみるのも良いと思います。
  • この記事を書いている私は、クラリネットを始めて7年程度のアマチュアに過ぎません。よって、この記事と違う考えの人もいるかも知れないことをご了承ください。

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2010年11月23日火曜日

タンギングと腹式呼吸など (管楽器の演奏で)

はじめに

吹奏楽・管弦楽などで管楽器を演奏する方々なら腹式呼吸の話は頻繁に聞くであろうし、腹式呼吸が重要だということも、少なくとも言葉の上では知っているだろう。
だが、この記事では、よく言われる腹式呼吸の重要性とは違った観点で見てみたいと思う。

まず、一般に言われる腹式呼吸が必要な理由
  • 安定した息を楽器に吹き込むことができるから
  • 息が長く持続できるから
  • 楽器をしっかりと鳴らせるから
確かに、胸式呼吸よりも力を入れ易いだろうから、楽器を鳴らし易くなるとは思う。が、胸式呼吸と比べて息が長く持つとは私は別に思ったことはないし、胸式呼吸だろうが多分安定した息を楽器に吹き込むことはできるかもしれないとも私は勝手に思っているから、上記の理由は私にとっては割とどうでもいい (ということにしておこう)。

では、何故「腹式呼吸!!」と口を酸っぱくして言うのか

アーティキュレーションをコントロールし、幅広い表現力を実現するための手段
と、私は考えている。
(飽くまで「手段」であるから、バカの一つ覚えの如く「腹式呼吸」とよくわからず連呼するのはやめて欲しい)

アーティキュレーションというと、スタッカートとかアクセントとかレガートとか、管楽器奏者なら直ぐに思いつくと思う。それらをきれいに再現するためには幅広いタンギングのやり方を身につけている必要があると思うが、それだけではなく、息のコントロールも必要だ。

例えば、下の譜面を見てほしい。

ただのスタッカートの練習の譜面と思うかもしれない。

ところで、私が育った水戸市内にある某女子高と某進学校には合唱部があるが、そこの合唱部が高文連主催の音楽会では合唱を披露していた (もちろん私はその音楽会に吹奏楽で参加した)。
発表を行う前には練習をしているから、彼女たちの基礎練習をたまたま見ることもあるのだが、そういった合唱に携わっている人たちが基礎練習に用いることのあるのが下の譜面である (前置きが長くなった w)。

お腹のあたりに手を当てながら上の譜面を歌ってみるとどうだろうか。お腹が動いているのも実感できるだろうし、1つ上の "tut" って書いてある譜面とは雰囲気が違って感じる人もいるであろう。これこそ横隔膜を使っている証拠であり、吹奏楽でも上の「ホッ」の譜面同様に演奏することが問われる場合があるのである。

シンセサイザーに例えるなら、腹式呼吸は ADSR を表現するために必要といえば分かりやすいかもしれない (ADSR: Attack, Decay, Sustain, Release の頭文字)。吹奏楽の人でも「音のアタック」「音のリリース」ぐらいなら使う言葉であろう。同じ波形の音色でも ADSR の違いで音の印象を変えられることは、シンセをいじっている人なら実感していると思う。これらを表現するためには胸式呼吸では足りないのである。

鋭いアタック (アクセント) が必要であれば、タンギングでリードから舌を離すと同時に横隔膜から息を押し上げてやらなければならない。これができないと、木管なら指を沢山押さえた時 (例えば Cl のブリッジ音域のシの音など) に音の輪郭がぼやけてしまう。それに加えてスタッカートなら、音のリリースの時に上の「ホッ」に近い息のコントロールがあるとより綺麗に聴こえる。レガートを綺麗に聴かせるためにも、安定した息の入れ方 (と指使い) が問われるだろうから (慣れないと、指使いを変えたときに楽器の抵抗感・吹奏感が変わって感じる人もいるだろう。そこで一定の息を維持する必要がある)、腹式呼吸ができた方が有利かもしれない。

管楽器は、声楽と同様に自分の息をコントロールして表現しているのだから、他の楽器と比べても「歌う」という表現に向いているものだと思っている。だから、腹式呼吸を通して、より声楽的な演奏が出来れば良いと思う。

タンギング

上の腹式呼吸とセットになるのがタンギングだと私は思っている。上の ADSR の関連で特に。
幅広い表現力のためにはタンギングもバリエーションを身につける必要があると思う。
一言、文字で表現するなら「トゥー」「トー」「ター」「ティー」「ドゥー」など、これだけでもそれなりにバリエーションがある。タンギングはタンギングでも、歯切れのいいタンギングなのか、それともなめらかなタンギングなのかは場面によって選ぶ必要はあるだろう。「トゥー」と「ティー」の違いは、演奏する音域。

また、スタッカートの時に私がしばしば意識するのは「ピチカートのような音のアタックとリリース」なのだが、リリースの時にただ何も考えずに舌をマウスピースに当ててしまっては、音がブチッと切れてしまう。余韻を残したい時には、上にも出てきた横隔膜で息をコントロールするのと同時に [ng] の発音のような舌の動きを使ったりもしたことがある (具体的には舌の奥の部分で息を遮る。中国語で言うところの「後鼻音」に近いですね。韓国語にもあるかもしれない)。

余談

日本語の発音のみならず、外国語の発音についても詳しくなるといいことあるかも w
英語で流れるように発音したときに t が d に近くなることがあるとか、中国語や韓国語で無気音・有気音の違いがあったりするが、これらをアーティキュレーションの表現に応用できそうな気がしなくもない。
日本語にはそれらの概念がないし、子音の後にほぼ必ず母音が来るから平坦で固めの発音なのかもしれない。それに対し、韓国語や英語って、子音で終わる発音も少なくないしね。

あと、人が話す言語と楽器の表現って、何処か似たところがあるよね。山形 (内陸) の人と新潟 (下越) の人の演奏を聴き比べていて、アクセントの付き方が正反対だったりしたこともあった。内陸弁は尻上がりだし、新潟弁は単語の頭にアクセントが付きやすい。私がクラリネットを始めたばかりの頃のコンクールの録音とか聴いていて「あ~茨城訛りだな~」と感じることも確かにあった (少人数で1パート1人だったため、自分の音を特定するのは可能だった)。

そういえば、東北弁とフランス語の発音が近いっていう話も聞いたことがあるのだが、実際どうなんだろう ?w

最後に

この記事の内容は飽くまで私の持論である。これとは全く違うことを考える方もいらっしゃることと思う。
私はクラリネット吹きであり、故にこの記事の内容もクラリネットをはじめとするシングルリードの楽器に偏っている可能性がある。他の楽器奏者 (金管、ダブルリード、フルート属など) の方で、「え、それは違うよ」という方もいるかも知れないが、そういうものだ w (もちろん、ご指摘くださっても幸いである)
シンセで使われる概念が上で出てきているから、管楽器奏者からすればある意味新鮮かもしれない (管楽器奏者の多くは管楽器以外の楽器にあまり興味を示していないような気もしなくはないが気のせいだろうか)。私自身、僅かではあるがシンセサイザーをいじったことで管楽器を演奏する上での考え方にプラスに働くとは思ってもいなかった。

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2010年11月13日土曜日

新種の基地局 ?! (Willcom, UQ)

3歳の頃にアンテナに興味を持って以来、この道かれこれ19年のでんでんです w

最近、いつの間にか近所のウィルコム基地局にこんなものを見かけるようになりました。4本槍のアンテナの下に新たに2本槍のアンテナが追加されています。

上の2つの写真はそれぞれ別の基地局ですが、共に DDI Pocket のロゴが描かれた従来型。
場所は新潟市中央区。天気は曇り。この時期の日本海側はずっと天気が悪いので写真は見づらいかもしれないが勘弁願いたい。

新しく追加された2本槍は、その直下にある DDI Pocket と書かれた錆びかけの小さい箱につながっています (写真では見えないかも。その先の配線までは確認できませんでしたが)。これって一体何なんでしょう。すごく気になります。


ところで、こんなアンテナも最近見かけるようになりましたね。

電柱のてっぺん。アンテナ本体。


アンテナ下の箱 #1


アンテナ下の箱 #2, UQ とマエショウのロゴ。

こんな管が地面の方に伸びています。

外観は昔のドコモ PHS (旧・NTT パーソナル) に近く、電柱のてっぺんに2本槍で、エレメントは白 (ドコ P 基地局のエレメントは黒)。
こちらのアンテナは、ちゃんと UQ Communications って書いてあります。多分 WiMAX でしょう。大学前の道路で調べた感じだと、同じような形のアンテナが 500~800 m 間隔で設置されているのを確認できました。UQ の基地局1局に対して PHS の基地局がおおよそ2~3局ぐらいの割合で立地しているのを確認できました。

以下の写真は UQ WiMAX かどうかは不明ですが集合住宅の屋根に最近見かけるようになったものです。

中央区水道町にて発見

西区五十嵐二の町にて発見

話題は戻りますが、最近 WiMAX が云々とか、ウィルコムが基地局を間引くとか、ソフトバンクが 3G の基地局増設のためにウィルコム基地局の場所を使うんじゃないかとか、そんな話を聞くだけにウィルコム基地局に増設されたアンテナが何なのか気になります。ただ、前述のウィルコムの電柱には DDI ポケットのロゴのみで、ウィルコム・ソフトバンク・UQ WiMAX などのロゴは全くありませんでした。

(参考)

話は脱線しますが...w

← 新潟市内では、このような2段重ねの基地局をたまーに見ることができます (写真は新潟市西区、大学の近くにて)。中央区内では主にマンションの屋上に2段重ねの基地局を見つけることができます。
↓ドコモ PHS (旧・NTT パーソナル) の基地局。
何故か結構現存している。共に H10 (平成10年?) と書かれている。

アンテナ本体、エレメント。西区青山

左のアンテナ直下のボックス。

こっちは西区大学南。

こっちのボックスのほうがちょっと豪華?


上の2局共に電力量計が何故か動いていた (左の写真は大学南のもの)。何故だ? あれ、ドコ P ってもう停波したんじゃなかったっけ?

【2010/11/14 追記】
ウィルコムの追加された二本槍は 20mW 従属型との事だそうです。リンク先のページによると、500mW 局に接続して回線を増やしたりエリアを広げる働きがあるようです。確かに、基地局を間引いて残った基地局でより広い範囲をカバーするという話が出ていますから、そのための措置なのかもしれませんね。しかしまぁ、すごい錆。使い回しでしょうね w
機会があれば後ほど写真を追加したいと思います。

ドコモ PHS の基地局に関しては、現在は 3G の光張出し方式の基地局として稼動しているのではないか、との事だそうです。Web で調べてみた結果、FOMA と PHS で共用の基地局があったようです。確かに周波数は近いだろうし、共用できるのかもしれません。(エレメントの中身は恐らくコーリニアアンテナだろうが、どれ程の周波数帯域をカバーできるのかは不明)
また、光張出し基地局は、銘板に RK と書かれているそうです (ぁ! よく見たら上の電力量計の写真に書いてあった w)。

以上のことを Twitter にてご指摘頂きました。有難う御座いました。

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2010年11月5日金曜日

風邪引いた

まぁ、先週の話ですが、死ぬかと思うぐらいの強烈な寒気に襲われてひどい思いをしたでんでんです。ただの風邪で済んでよかった。

「メイアクト MS」「ロルフェナミン」「プラミール」「タリオン OD」「SP トローチ」
内科にかかって、これだけの薬をもらってきたわけです。前の胃の薬と合わせるとどれだけの量になるだろう w

で、風邪をひくと音の高さが違って聴こえるという話は前に何度か耳にしたことがあったのですが、本当だったんですね。風邪で倒れながらも、PC をいじったりピアノを弾いてみたりはしたのですが、ピアノの音も Windows の効果音もピッチが下がって聞こえたので違和感があり気持が悪いぐらいでした。以下、実験報告 w

1. 目的

風邪をひくと音高 (ピッチ) が下がって聴こえる。風邪を引いたときに健常時と比べてどれほど音が低く聴こえたのかを測定し、目安とする。

2. 実験方法

手持ちの電子ピアノ KORG SP-250 では、基準ピッチを A=440 Hz から前後に 0.5 Hz 間隔で調整することができる。特定の鍵盤を押すことで、ピッチを 0.5 Hz ずつ上げながらそのピッチでの音を聴くことが出来る。以下の操作を行った。

1. 違和感が少なくなる高さまでピッチを上げる
2. 現在練習中の曲 (ここではモーツァルトのピアノソナタ第15番 K.545) を冒頭から30秒程度弾く
3. ピッチを 0.5 Hz ~ 1 Hz 上げる
4. 手順 2 ~ 3 を繰り返し、違和感のなくなるところで止める。ピッチを上げすぎたら下げる。

3. 使用装置

  • 電子ピアノ KORG SP-250
  • カシオの関数電卓
  • 自分自身 w
  • 風邪薬

4. 実験結果及び検討

キーを押した回数は、8回だった。キーを1回押すごとに 0.5 Hz ずつピッチが上がるから、この時点で A=444 Hz となった。

444 Hz の音が 440 Hz に聴こえる計算だから
444/440 = 1.0090909...
となり、約 0.9% ピッチが下がって聞こえたことになる。
さて、ここから、「何セント上がったのか」を計算することにする。
まず、音が半音上がると周波数は 2(1/12) 倍になる (これを12回かければ周波数が2倍、すなはち1オクターブ上がる)。セントというのは半音を100分割したものであるから、1セント音が高くなるごとに周波数は 2(1/1200) 倍 (これを100回かければ半音上がる)。よって、セントを求めるためには 440 Hz に 2(1/1200) を何回かけたら 444 Hz になるのかを計算すれば良い。

440 * 2(x/1200) = 444
<=> 2(x/1200) = 444/440
<=> x = log(1200√2) (444/440)

ところで、私が所有する関数電卓では、対数は10または e を底とするものしか計算できないから、底の変換公式を用いて、
x = log(444/440) / log2(1/1200) = 15.667...

よって、15.7 セント低く聞こえたことになる //

5. 感想

  • 飽くまでこの実験は「音が低く聴こえる」という主観的な事実を Hz や Cent といった客観的な数値で表したものである。人によって、また病状によってどれほど低く聴こえるのかはわからないから、飽くまでこれは実験結果の1つとして捉えていただきたい。
  • 基準ピッチが 0.5 ~ 1 Hz 変化しても、単音を聴いた程度では変化が分かりにくいことが多いが曲になった状態で聴くとそれでも違和感が大きく聴こえるものだということを実感した。実験方法で、単音を聴いてピッチを調整した後に曲を弾いて微調整していたのはそのためである。
  • 昔々、カセットテープを再生するデッキの違いでピッチが違って違和感を感じるのもこういう事である。テープの規格自体は 5% (約半音) 程の再生スピードの誤差を認めているが、よく聴く曲あれば 0.5% の誤差でも違いを感じる人はいるだろう。
  • 風邪を引いて判断力などかなり鈍った状態での実験であるから、途中で操作の間違いなど冒しているかもしれない。
  • この記事を書いている最中、Google で検索をかけて調べてみたが、音が低く聴こえるのは風邪薬の副作用ではないかという情報も。だが、風邪が治った直後あたりに今度はピッチが高く聞こえたような気もするのだがそれは何故だろう。
  • Google 日本語入力で薬の銘柄が綺麗に予測変換できちゃったの、なんでだろう w 専門用語にも強いよね。