一部キーの反応が悪かったり反応しなかったりと調子が悪いので、鍵盤のセンサー部分を見ていこうと思います。
まずは裏蓋を開け、基板と金属板を外しましょう (詳しくは前の記事にて)。
鍵盤ユニット裏に基板がネジ止めされています。これが鍵盤のタッチを検知するセンサーです。外してみましょう。ネジ18カ所。
基板に何やら鍵盤の表側から線がつながっていますが、これは恐らくアフタータッチの検出でしょう。この線もコネクタから外します。
ここで出てくるのはアルコール。写真は消毒用アルコールの入れ物ですが、実際には無水エタノールを使っています。
まずは基板側。 アルコールを染みこませたティッシュまたは綿棒で接点を拭いていきます。ティッシュを使う場合は、拭いているうちにティッシュがボロボロになって屑が基板にこびりつかないよう注意しましょう。
次にゴム側。ゴム接点の上にフィルムがかかっているので、それとゴム接点を外し、同様に拭いていきます。
取り付ける際はゴム接点やその上のフィルムの上下に注意しながら、逆の手順で組み立ていきます。ゴム接点を取り付ける際に、鍵盤を裏から押さないように注意しましょう。
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