2010年12月23日木曜日

ボーカロイド、はじめました !

久々に更新するでんでんです。

ボーカロイド始めました!
「ボカロクラシカ音楽祭」という企画に僕も参加させていただきました。

以下、動画の紹介をば。なが~い解説付きです w

【初音ミク・氷山キヨテル】5つのディヴェルティメント K.439b No.4 5.Rondo

元々はクラリネット2本とファゴット1本で演奏される曲です (下の関連商品の項。2枚とも持ってる)。
譜面を持っていないので、手元の CD から耳コピーで作りました (後ほど譜面をうpしようと思います)。
実際に Vocaloid Editor に打ち込んでみると、この曲が持つハーモニーの美しさを改めて実感しますね。
初めてのボカロですが、ミクの「あ」の声とキヨテルのハモリが比較的綺麗に響きやすいと思いました。
原曲で用いられるクラリネットは、音域ごとに違うキャラクターをもつ音色が特徴ですが、ミクも、クラリネットとは特徴こそ違え、音域ごとにキャラクターを持っているってこと自体は共通しているな、と思います (って先輩に言ったら否定されましたが w)。
ボカロクラシカなら、ミクは木管系全般、キヨテルの声はダブルリード系のパートの再現には良さそうだな、というのが今回使ってみた印象です。

普通の Midi とは違い、音の長さだけでなく歌わせる発音の違いでアーティキュレーションとか音量とか音の表情、音色が変わってしまうので、生楽器のニュアンス (実際に自分が演奏するとしたらしたい表現) を可能な範囲で表現できるような発音を選びました (とはいえ、半分はアーティキュレーションを無視して遊びで打ち込んだ発音もあります。だって、かの冨田勲の作品でも原曲とはだいぶ違うアレンジが加えられてたりしましたよね。定番のパピプペ親父とかもあったよね!)。

【初音ミク】ちょうちょう (童謡)【カバー曲】

もとはといえば、事の発端は音楽のおの字も知らない先輩 (発想力はものすごく豊かな人) に予め曲をメロディを打ち込んだ状態でボーカロイドエディタを与えてみたらものすごいものができたので、それを活かすべく作ろうとした物 (但しこの動画には先輩が作った部分は全く含まれていない)。
でも、実際に作ったら結構きれいな曲になったので、きれいな部分だけを単独でうpした結果がこれ。後で、ネタ入りの「ちょうちょう」も完成させてうpしようと思います w

使用機材 (ハードウェア)

  • 音源: Korg SP-250
  • USB オーディオ IF: ONKYO Wavio SE-U33GX+
  • USB Midi IF: Cakewalk (Roland) UM-1G
  • モニター環境: Yamaha RH5Ma と、安物 PC スピーカー
  • PC: ネットブック (工人舎 SC) と、自作マシン
  • デジタルカメラ: CASIO EXILIM EX-V8

ソフトウェア (音声まわり)

  • Audacity 1.3.12-beta
  • SoundEngine Free 4.52
  • Voxengo r8brain 1.9
  • Domino 1.38
  • Vocaloid 2 初音ミク・氷山キヨテル

ソフトウェア (映像・動画まわり)

  • TrakAxPC 3.01.1
  • Avidemux 2.5.3
  • MediaCoder 0.7.3.4640 x64
  • OpenOffice.org 3.2
  • GIMP 2.6.8
  • FA 丸ゴシック M / HG 丸ゴシック M-PRO

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2010年11月28日日曜日

クラリネットのアンブシュア (初心者向け)

クラリネットを始めたばかりでどうしてもうまく吹けないうちは、「ぺー、ぺー」と金属的な薄っぺらい音になりがちだと思います。そういった音色を少しでも改善するために。
この記事は主に、吹奏楽でクラリネットを初めて間もない中学・高校の1年生ぐらいの人が読者の対象になるように書いたつもりです。勿論、もっと長い間楽器をしてらっしゃる方や、大学生・社会人以上でこれからクラリネットを始めるという方も大歓迎の記事です!

マウスピースの角度

クラリネットとサクソフォーンって、同じ発音体 (シングルリード) であるから、cl 吹きが sax を吹いても、sax 吹きが cl を吹いても、とりあえず音が出ることには出ます。けれども同じ楽器を cl 奏者と sax 奏者が吹いて比べても大抵は同じ音色にはならず、「クラなのにサックスの音がする」「サックスなのにクラの音がする」という印象を受けることも多くあります。
何が違うのかというと、マウスピースを咥える角度の違いが一番わかり易い特徴だと思います (その他にも cl と sax とでは色々とアンブシュアや息の入れ方等が違うが)。咥える角度が違うと音色も違うものになりやすくなるということです。

前置きは長くなりましたが、クラリネットのマウスピースは顔に対して垂直ではなく、やや低めの (地面に近づく) 角度に楽器を構えた方がとりあえずクラリネットらしい音色に近づくでしょう (楽器の角度を低めにするからと言って、顔が下向きにならないように注意すること)。

唇とマウスピース

吹奏楽でクラリネットを吹いている方ならば、下唇を巻いてその上にマウスピースを乗せる形のアンブシュアはご存知のとおりでしょう。ですが、その下唇の巻きが足りず、それで音色が薄くなっている人も見ます。

下唇をあまり巻かないで吹くと、抵抗感の少し減った楽な吹奏感になると思いますが、その分薄っぺらい音や金属的な音になりやすくなります (その上で息の入れ方がなっていないと、いかにも初心者という音色になります)。音楽のジャンルによってはそれもありかもしれませんが、(吹奏楽で演奏するならば) 下唇をしっかりと巻き、リードと下唇との接触面積を増やしてやることで柔らかい音が出やすくなります。前述のマッピの角度も、リードと下唇との接触面積を増やすことに貢献しています。
初心者の間は下唇を巻くことにあまり慣れないと思いますが、楽器の角度を合わせて気をつけることで、無理のない下唇の形にできると思います。

ただ1つ注意点。あまり唇を巻き過ぎたり噛み過ぎたりすると、楽器の響きが活きてこなくなるので程々に。

それから、cl と sax のアンブシュアの違いとして「sax は緩く、cl は強く噛む」などと表現しているものを (2ch のスレで) 見たことがありますが、噛むというよりはキュッと唇で締めつける感じです (但し、唇が萎まないように。あくまで横に「キュッ」です)。前述の唇の形を合わせて維持することで、無理なくマウスピースを締めつけられると思います。マウスピースの締めつけが足りないと、「ビャー」っと開いただらしない音色になってしまいます (女性の奏者に多いかも)。これも、締めつけることを意識しすぎるあまりにマウスピースを噛みすぎないよう注意してください。すると今度は硬く潰れた音色になってしまいます。

ついでに、息の入れ方

アンブシュアと関連して重要なのが息の使い方。指使い (音の高さ) が変わっても一定の息の量を維持するように心がけてください。
電気回路で例えるなら、息遣いは電圧源 (~) ではなく電流源 (→) です (はい分かりづらいですね、すいません) w
これを身につけるためには、スケールをスラーでつないで練習していくと良いでしょう。音と音とが途切れないように。スケール練習にも色々バリエーションがありますよね。ドレミファソラシド…だけでなく三度の跳躍 (ドミレファミソファラ…)、三連符 (ドレミレミファミファソ…)、半音階などなど。。
と、このように練習していくと今度は指使いの重要性にも気付くはずですが、この記事では割愛します。

最後に

  • この記事では、アンブシュアと息遣いとの関連について書きました。前に書いた記事では、タンギングと息遣いとの関連について書いてあります。その他、良い音で音楽を表現するために指と息との連動も重要です。このように、楽器の演奏ではいくつかの要点が有機的につながっています。勉強でも物事と物事とを有機的に関連付けて覚えることで効率良く学習できますから、似ていますね。楽器の練習も頭を使ったほうが伸びが早いです。
  • クラリネットを始めて3年程度経っている方でも、息の入れ方やアンブシュアがうまくいっていない方をたまに見ます。もう一度アンブシュアや息の入れ方を基本からおさらいし、見なおしてみるのも良いと思います。
  • この記事を書いている私は、クラリネットを始めて7年程度のアマチュアに過ぎません。よって、この記事と違う考えの人もいるかも知れないことをご了承ください。

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2010年11月23日火曜日

タンギングと腹式呼吸など (管楽器の演奏で)

はじめに

吹奏楽・管弦楽などで管楽器を演奏する方々なら腹式呼吸の話は頻繁に聞くであろうし、腹式呼吸が重要だということも、少なくとも言葉の上では知っているだろう。
だが、この記事では、よく言われる腹式呼吸の重要性とは違った観点で見てみたいと思う。

まず、一般に言われる腹式呼吸が必要な理由
  • 安定した息を楽器に吹き込むことができるから
  • 息が長く持続できるから
  • 楽器をしっかりと鳴らせるから
確かに、胸式呼吸よりも力を入れ易いだろうから、楽器を鳴らし易くなるとは思う。が、胸式呼吸と比べて息が長く持つとは私は別に思ったことはないし、胸式呼吸だろうが多分安定した息を楽器に吹き込むことはできるかもしれないとも私は勝手に思っているから、上記の理由は私にとっては割とどうでもいい (ということにしておこう)。

では、何故「腹式呼吸!!」と口を酸っぱくして言うのか

アーティキュレーションをコントロールし、幅広い表現力を実現するための手段
と、私は考えている。
(飽くまで「手段」であるから、バカの一つ覚えの如く「腹式呼吸」とよくわからず連呼するのはやめて欲しい)

アーティキュレーションというと、スタッカートとかアクセントとかレガートとか、管楽器奏者なら直ぐに思いつくと思う。それらをきれいに再現するためには幅広いタンギングのやり方を身につけている必要があると思うが、それだけではなく、息のコントロールも必要だ。

例えば、下の譜面を見てほしい。

ただのスタッカートの練習の譜面と思うかもしれない。

ところで、私が育った水戸市内にある某女子高と某進学校には合唱部があるが、そこの合唱部が高文連主催の音楽会では合唱を披露していた (もちろん私はその音楽会に吹奏楽で参加した)。
発表を行う前には練習をしているから、彼女たちの基礎練習をたまたま見ることもあるのだが、そういった合唱に携わっている人たちが基礎練習に用いることのあるのが下の譜面である (前置きが長くなった w)

お腹のあたりに手を当てながら上の譜面を歌ってみるとどうだろうか。お腹が動いているのも実感できるだろうし、1つ上の "tut" って書いてある譜面とは雰囲気が違って感じる人もいるであろう。これこそ横隔膜を使っている証拠であり、吹奏楽でも上の「ホッ」の譜面同様に演奏することが問われる場合があるのである。

シンセサイザーに例えるなら、腹式呼吸は ADSR を表現するために必要といえば分かりやすいかもしれない (ADSR: Attack, Decay, Sustain, Release の頭文字)。吹奏楽の人でも「音のアタック」「音のリリース」ぐらいなら使う言葉であろう。同じ波形の音色でも ADSR の違いで音の印象を変えられることは、シンセをいじっている人なら実感していると思う。これらを表現するためには胸式呼吸では足りないのである。

鋭いアタック (アクセント) が必要であれば、タンギングでリードから舌を離すと同時に横隔膜から息を押し上げてやらなければならない。これができないと、木管なら指を沢山押さえた時 (例えば Cl のブリッジ音域のシの音など) に音の輪郭がぼやけてしまう。それに加えてスタッカートなら、音のリリースの時に上の「ホッ」に近い息のコントロールがあるとより綺麗に聴こえる。レガートを綺麗に聴かせるためにも、安定した息の入れ方 (と指使い) が問われるだろうから (慣れないと、指使いを変えたときに楽器の抵抗感・吹奏感が変わって感じる人もいるだろう。そこで一定の息を維持する必要がある)、腹式呼吸ができた方が有利かもしれない。

管楽器は、声楽と同様に自分の息をコントロールして表現しているのだから、他の楽器と比べても「歌う」という表現に向いているものだと思っている。だから、腹式呼吸を通して、より声楽的な演奏が出来れば良いと思う。

タンギング

上の腹式呼吸とセットになるのがタンギングだと私は思っている。上の ADSR の関連で特に。
幅広い表現力のためにはタンギングもバリエーションを身につける必要があると思う。
一言、文字で表現するなら「トゥー」「トー」「ター」「ティー」「ドゥー」など、これだけでもそれなりにバリエーションがある。タンギングはタンギングでも、歯切れのいいタンギングなのか、それともなめらかなタンギングなのかは場面によって選ぶ必要はあるだろう。「トゥー」と「ティー」の違いは、演奏する音域。

また、スタッカートの時に私がしばしば意識するのは「ピチカートのような音のアタックとリリース」なのだが、リリースの時にただ何も考えずに舌をマウスピースに当ててしまっては、音がブチッと切れてしまう。余韻を残したい時には、上にも出てきた横隔膜で息をコントロールするのと同時に [ng] の発音のような舌の動きを使ったりもしたことがある (具体的には舌の奥の部分で息を遮る。中国語で言うところの「後鼻音」に近いですね。韓国語にもあるかもしれない)。

余談

日本語の発音のみならず、外国語の発音についても詳しくなるといいことあるかも w
英語で流れるように発音したときに t が d に近くなることがあるとか、中国語や韓国語で無気音・有気音の違いがあったりするが、これらをアーティキュレーションの表現に応用できそうな気がしなくもない。
日本語にはそれらの概念がないし、子音の後にほぼ必ず母音が来るから平坦で固めの発音なのかもしれない。それに対し、韓国語や英語って、子音で終わる発音も少なくないしね。

あと、人が話す言語と楽器の表現って、何処か似たところがあるよね。山形 (内陸) の人と新潟 (下越) の人の演奏を聴き比べていて、アクセントの付き方が正反対だったりしたこともあった。内陸弁は尻上がりだし、新潟弁は単語の頭にアクセントが付きやすい。私がクラリネットを始めたばかりの頃のコンクールの録音とか聴いていて「あ~茨城訛りだな~」と感じることも確かにあった (少人数で1パート1人だったため、自分の音を特定するのは可能だった)。

そういえば、東北弁とフランス語の発音が近いっていう話も聞いたことがあるのだが、実際どうなんだろう ?w

最後に

この記事の内容は飽くまで私の持論である。これとは全く違うことを考える方もいらっしゃることと思う。
私はクラリネット吹きであり、故にこの記事の内容もクラリネットをはじめとするシングルリードの楽器に偏っている可能性がある。他の楽器奏者 (金管、ダブルリード、フルート属など) の方で、「え、それは違うよ」という方もいるかも知れないが、そういうものだ w (もちろん、ご指摘くださっても幸いである)
シンセで使われる概念が上で出てきているから、管楽器奏者からすればある意味新鮮かもしれない (管楽器奏者の多くは管楽器以外の楽器にあまり興味を示していないような気もしなくはないが気のせいだろうか)。私自身、僅かではあるがシンセサイザーをいじったことで管楽器を演奏する上での考え方にプラスに働くとは思ってもいなかった。

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2010年11月13日土曜日

新種の基地局 ?! (Willcom, UQ)

3歳の頃にアンテナに興味を持って以来、この道かれこれ19年のでんでんです w

最近、いつの間にか近所のウィルコム基地局にこんなものを見かけるようになりました。4本槍のアンテナの下に新たに2本槍のアンテナが追加されています。

上の2つの写真はそれぞれ別の基地局ですが、共に DDI Pocket のロゴが描かれた従来型。
場所は新潟市中央区。天気は曇り。この時期の日本海側はずっと天気が悪いので写真は見づらいかもしれないが勘弁願いたい。

新しく追加された2本槍は、その直下にある DDI Pocket と書かれた錆びかけの小さい箱につながっています (写真では見えないかも。その先の配線までは確認できませんでしたが)。これって一体何なんでしょう。すごく気になります。


ところで、こんなアンテナも最近見かけるようになりましたね。

電柱のてっぺん。アンテナ本体。


アンテナ下の箱 #1


アンテナ下の箱 #2, UQ とマエショウのロゴ。

こんな管が地面の方に伸びています。

外観は昔のドコモ PHS (旧・NTT パーソナル) に近く、電柱のてっぺんに2本槍で、エレメントは白 (ドコ P 基地局のエレメントは黒)。
こちらのアンテナは、ちゃんと UQ Communications って書いてあります。多分 WiMAX でしょう。大学前の道路で調べた感じだと、同じような形のアンテナが 500~800 m 間隔で設置されているのを確認できました。UQ の基地局1局に対して PHS の基地局がおおよそ2~3局ぐらいの割合で立地しているのを確認できました。

以下の写真は UQ WiMAX かどうかは不明ですが集合住宅の屋根に最近見かけるようになったものです。

中央区水道町にて発見

西区五十嵐二の町にて発見

話題は戻りますが、最近 WiMAX が云々とか、ウィルコムが基地局を間引くとか、ソフトバンクが 3G の基地局増設のためにウィルコム基地局の場所を使うんじゃないかとか、そんな話を聞くだけにウィルコム基地局に増設されたアンテナが何なのか気になります。ただ、前述のウィルコムの電柱には DDI ポケットのロゴのみで、ウィルコム・ソフトバンク・UQ WiMAX などのロゴは全くありませんでした。

(参考)

話は脱線しますが...w

← 新潟市内では、このような2段重ねの基地局をたまーに見ることができます (写真は新潟市西区、大学の近くにて)。中央区内では主にマンションの屋上に2段重ねの基地局を見つけることができます。
↓ドコモ PHS (旧・NTT パーソナル) の基地局。
何故か結構現存している。共に H10 (平成10年?) と書かれている。

アンテナ本体、エレメント。西区青山

左のアンテナ直下のボックス。

こっちは西区大学南。

こっちのボックスのほうがちょっと豪華?


上の2局共に電力量計が何故か動いていた (左の写真は大学南のもの)。何故だ? あれ、ドコ P ってもう停波したんじゃなかったっけ?

【2010/11/14 追記】
ウィルコムの追加された二本槍は 20mW 従属型との事だそうです。リンク先のページによると、500mW 局に接続して回線を増やしたりエリアを広げる働きがあるようです。確かに、基地局を間引いて残った基地局でより広い範囲をカバーするという話が出ていますから、そのための措置なのかもしれませんね。しかしまぁ、すごい錆。使い回しでしょうね w
機会があれば後ほど写真を追加したいと思います。

ドコモ PHS の基地局に関しては、現在は 3G の光張出し方式の基地局として稼動しているのではないか、との事だそうです。Web で調べてみた結果、FOMA と PHS で共用の基地局があったようです。確かに周波数は近いだろうし、共用できるのかもしれません。(エレメントの中身は恐らくコーリニアアンテナだろうが、どれ程の周波数帯域をカバーできるのかは不明)
また、光張出し基地局は、銘板に RK と書かれているそうです (ぁ! よく見たら上の電力量計の写真に書いてあった w)。

以上のことを Twitter にてご指摘頂きました。有難う御座いました。

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2010年11月5日金曜日

風邪引いた

まぁ、先週の話ですが、死ぬかと思うぐらいの強烈な寒気に襲われてひどい思いをしたでんでんです。ただの風邪で済んでよかった。

「メイアクト MS」「ロルフェナミン」「プラミール」「タリオン OD」「SP トローチ」
内科にかかって、これだけの薬をもらってきたわけです。前の胃の薬と合わせるとどれだけの量になるだろう w

で、風邪をひくと音の高さが違って聴こえるという話は前に何度か耳にしたことがあったのですが、本当だったんですね。風邪で倒れながらも、PC をいじったりピアノを弾いてみたりはしたのですが、ピアノの音も Windows の効果音もピッチが下がって聞こえたので違和感があり気持が悪いぐらいでした。以下、実験報告 w

1. 目的

風邪をひくと音高 (ピッチ) が下がって聴こえる。風邪を引いたときに健常時と比べてどれほど音が低く聴こえたのかを測定し、目安とする。

2. 実験方法

手持ちの電子ピアノ KORG SP-250 では、基準ピッチを A=440 Hz から前後に 0.5 Hz 間隔で調整することができる。特定の鍵盤を押すことで、ピッチを 0.5 Hz ずつ上げながらそのピッチでの音を聴くことが出来る。以下の操作を行った。

1. 違和感が少なくなる高さまでピッチを上げる
2. 現在練習中の曲 (ここではモーツァルトのピアノソナタ第15番 K.545) を冒頭から30秒程度弾く
3. ピッチを 0.5 Hz ~ 1 Hz 上げる
4. 手順 2 ~ 3 を繰り返し、違和感のなくなるところで止める。ピッチを上げすぎたら下げる。

3. 使用装置

  • 電子ピアノ KORG SP-250
  • カシオの関数電卓
  • 自分自身 w
  • 風邪薬

4. 実験結果及び検討

キーを押した回数は、8回だった。キーを1回押すごとに 0.5 Hz ずつピッチが上がるから、この時点で A=444 Hz となった。

444 Hz の音が 440 Hz に聴こえる計算だから
444/440 = 1.0090909...
となり、約 0.9% ピッチが下がって聞こえたことになる。
さて、ここから、「何セント上がったのか」を計算することにする。
まず、音が半音上がると周波数は 2(1/12) 倍になる (これを12回かければ周波数が2倍、すなはち1オクターブ上がる)。セントというのは半音を100分割したものであるから、1セント音が高くなるごとに周波数は 2(1/1200) 倍 (これを100回かければ半音上がる)。よって、セントを求めるためには 440 Hz に 2(1/1200) を何回かけたら 444 Hz になるのかを計算すれば良い。

440 * 2(x/1200) = 444
<=> 2(x/1200) = 444/440
<=> x = log(1200√2) (444/440)

ところで、私が所有する関数電卓では、対数は10または e を底とするものしか計算できないから、底の変換公式を用いて、
x = log(444/440) / log2(1/1200) = 15.667...

よって、15.7 セント低く聞こえたことになる //

5. 感想

  • 飽くまでこの実験は「音が低く聴こえる」という主観的な事実を Hz や Cent といった客観的な数値で表したものである。人によって、また病状によってどれほど低く聴こえるのかはわからないから、飽くまでこれは実験結果の1つとして捉えていただきたい。
  • 基準ピッチが 0.5 ~ 1 Hz 変化しても、単音を聴いた程度では変化が分かりにくいことが多いが曲になった状態で聴くとそれでも違和感が大きく聴こえるものだということを実感した。実験方法で、単音を聴いてピッチを調整した後に曲を弾いて微調整していたのはそのためである。
  • 昔々、カセットテープを再生するデッキの違いでピッチが違って違和感を感じるのもこういう事である。テープの規格自体は 5% (約半音) 程の再生スピードの誤差を認めているが、よく聴く曲あれば 0.5% の誤差でも違いを感じる人はいるだろう。
  • 風邪を引いて判断力などかなり鈍った状態での実験であるから、途中で操作の間違いなど冒しているかもしれない。
  • この記事を書いている最中、Google で検索をかけて調べてみたが、音が低く聴こえるのは風邪薬の副作用ではないかという情報も。だが、風邪が治った直後あたりに今度はピッチが高く聞こえたような気もするのだがそれは何故だろう。
  • Google 日本語入力で薬の銘柄が綺麗に予測変換できちゃったの、なんでだろう w 専門用語にも強いよね。

PC の動作を軽くする方法 (Windows 環境)

はじめに

メモリを 4 GB とか 6 GB とか積んでいるのに PC が重いという人が少なくない。私の使っている PC より余程ハイスペックなのに動作が重いという人も多い。

この記事は、そんな重い PC を少しでも軽くするために私が人のマシンを見る時の方法である。
対象としている読者は主にメーカー製 PC で Windows XP, Vista, 7 を使っている人。それ以外の環境の方でもいくつか当てはまる部分はあると思う。
Mac が重いという話は聞いたことないし、Unix 系の OS を軽くする説明は他サイトや PC 雑誌に任せる (日経 Linux にもいらないプロセスを減らして起動を高速化する記事が載っていたことがある)。

説明・実行するのが面倒な私のことだから、この記事では6つの項目で大雑把かつ端的に説明する。より詳しい説明は他サイトを当たっていただきたい w

1. 要らないソフト (特に常駐が絡んでくるもの) を削除する

JWord とか、多くの人の PC を覗いてみると結構な確率で入っている。これを使っている人は少ないのでコントロールパネルから消してしまおう。
RealPlayer や Google 関連のソフトウェアも、使わない人にとって見れば無用の長物だし、しぶとく常駐するから消してしまえ (無論、使う人にとって見れば価値がありますし私の PC にも入っています)。
iTunes は、iPod を使わない人ならいくつかの常駐が消せたはず。
Yahoo! や Google などのツールバーを使わないのに入れている人もいたが、無駄である。
ウイルス対策ソフトやファイアウォールが機能しているかを監視するだけのソフト (例: McAfee Security Scan) もあるが、Windows のセキュリティーセンターが動作しているなら要らないだろう。

あと、メーカー製の PC なら、説明書に付属ソフトウェアについて一通り説明が書かれているはずである。機種によってはオンラインマニュアルかもしれないが。一通り見て、「へ~、こういう事もできるんだ~」と感心するもよし、「イラネ」と判断して削除するのもよし、である。

2. 常駐を減らす (CCleaner)

CCleaner では、Windows やいくつかのアプリケーション (ブラウザなど) の不要なファイルを消去したり、常駐を管理したりできる。レジストリから不要な項目を削除することもできる。Web サイトからダウンロードしてインストールしよう。

XP の時代までは主に「窓の手」を使って常駐を管理していたが、こっちのソフトは Windows の動作を軽くすることにより特化していると思う。

CCleaner を開き、[ツール]→[スタートアップ] を選択すると、Windows 起動時に同時に起動・常駐するプログラムの一覧が現れる。この中から要らない物を無効にしていけば良いが、何が要らないかは使っている人と PC 次第だからここでは説明できない。その代わり、「プログラム」の項目または常駐のファイル名で検索をかけると、そのプログラムがどういう動作をするものなのか知ることができる (例: iTunesHelper - Google 検索)。それを1つ1つ行い、無効にする常駐を決める (常駐が多い人にとってみれば可也地道な作業かもしれませんが)。

無効にした方が良いものは主にアプリケーションの起動を早める為の常駐 (OpenOffice, QuickTime, Adobe Reader, RealPlayer など)。頻繁に使わないものなら尚更。起動時間やメモリを食うので邪魔。逆に無効にしない方が良いものはハードウェアと関連の深いもの。ノート PC に多い (ホットキー関連やグラフィック・タッチパッドのドライバなど)。アップデート関連の常駐 (富士通の PC にあった) は、自分でプログラムの更新を管理できる人なら無効にしても良いだろう。

尚、CCleaner では、ここで説明した以外にも使い道がある。余裕があったら調べてみることをおすすめしたい。それから、レジストリを安全に最適化するならば「Windows Live OneCare PC セーフティ」もオススメである。

3. 不要なサービスを無効にする

[マイ コンピュータ]右クリック→[管理]→[サービスとアプリケーション]→[サービス] で、要らないサービスを停止しよう。
これも、2. と同様に、「開始」と書かれている項目を1つ1つ検索かければ確実ではあるかもしれないが、私が止めているのは iTunes 関連のサービスやセキュリティーセンターぐらい。はい、次~。

4. デフラグ

Windows にもデフラグのツールが付属しているが、より高性能なフリーソフトがある。MyDefrag がオススメ。ちゃんとデフラグの効果が現れてくれる。→ダウンロード先

起動したら、System Disk Monthly → C: → Run と選ぶと、システムディスクに合ったデフラグを行ってくれるようだ。Monthly は時間がかかるから暇なときにでも行っておくと良い。

デフラグを行うときは、上記までの操作をして不要なファイルやデータを削減したり、個人のファイルで不要なものを削除してから行うと良い。ディスクの空きが多いほどデフラグも綺麗に動作してくれるものである。個人のファイルで大きめのもの (iso ファイルなど) は D: ドライブに移せるだけ移してからデフラグを行うのも手だ。

5. ウイルス対策ソフト

ウイルスバスターとかシマンテックの動作が重いとかよく聞く。今やフリーでもそこそこ軽いウイルス対策ソフト (Avast! とか AVG とか) は手に入る良い時代だし、重いウイルス対策ソフトは特別なこだわりがない限りさっさとアンインストールして、フリーのに乗り換えてもいいんじゃないかな。

6. ブラウザを変える

ネットを見ていると PC の動作は結構重くなってきますよね。
結論からいうと、Internet Explorer (Windows に最初から入ってるブラウザ) は重いです。この際、Firefox とか Chrome とか、違うブラウザを入れちゃいましょう。

とにかく軽くって方は Google Chrome、モバイル環境な方は Opera、手軽に多機能をって方は Mozilla Firefox がお勧め。但し、Firefox は使い込んでいるうちに重くなる (解決策はあるがここでは割愛)。

7. OS を変える

Mac や Linux も快適ですよ~? ...、というわけではなくて (間違ってはいないが)、Vista を使っているなら XP か 7 に乗り換えると幸せになれますよって話です。ただ、余裕があれば Mac や Linux に挑戦してみるのも手ですね。ただし、低スペック (メモリが 256 MB とか) の場合は Ubuntu はお勧めしませんので別のディストリビューションをお探しください。

理想の方法

メーカー製 PC のリカバリーを用いずに OS だけインストールする方法があれば望ましい。そこから自分の使うソフトをインストールするのみである。その点、BTO やショップブランド・自作で PC を手に入れた人は有利だよね。

その他、戯言

メモリの消費量をチェックするには、タスクバー右クリック→[タスク マネージャの起動] で、ウィンドウ右下の「物理メモリ」の部分に注目してください。XP まではメモリの容量、Vista 以降はメモリの利用率で表示されます。これが搭載メモリ量を超えるか 100% を超えると格段に HDD へのアクセス (スワップ) が増え、動作が重くなります。

PC のことをよくわからない人のマシンほど動作が重いという傾向があるようだ。
ソフトウェアの更新を怠って、画面の右下に通知が現れて、「うざ~」とか「重い~」とか言って放置する人よく見るけど、そういうのはやめようね。

使い込んでいるうちに動作が重くなるのは Win9x の時代から変わらない Windows の特徴だと思えるが、9x の頃と違い堅牢な作りの NT 系 (現在主流) の環境では、動作を重くしている原因の多くは OS ではなくてアプリケーションが悪さしているせいだと思う。思い起こせば 9x の時代はしょっちゅう OS を再インストールしていた。懐かしい w

PC をレコーディング用途で使う人にとって見れば、動作が重いのは致命的な問題だ。普段使い用途と録音用途とで別々のアカウントを作って使うのも1つの手だ。下のリンク先のサイトが詳しい。私は一時期 Celeron 650 MHz / RAM 320 MB のマシンを 24 bit / 96 kHz の録音に使っていたことがあったから、デフラグや常駐にはすごく気を使ったな~。特に当時のノートは HDD のアクセスが遅いから (インターフェイスは UltraATA/33 だったし)、ディスクの断片化はかなり致命的な問題だった。

そういえば、常駐してまで出しゃばるプログラムって Mac ではあまり見ないような気がする。プログラムのインストールもイメージファイルを開いてアプリケーションフォルダにドロップするだけのものが多いし。

関連サイト


関連商品


記事内の内容とは打って変わって今度は物理的に掃除するものをここで宣伝してみる w

2010年11月1日月曜日

Hybrid W-ZERO3 (WS027SH) 届いた!!

昨日の IS01 に続いて、立て続けに新しい携帯端末を手に入れてしまったでんでんです。


対応する 3G ネットワークがソフトバンクの物になってからの (再販後の) 灰鰤です。ウィルコムストアにて購入。予約せずに買ったけれど、黒は在庫があった。
いつもなら明るめの配色 (白とかピンクとか) の携帯ばかり買うでんでんですが、珍しくクールな配色のものを買ってしまいました w



付属品。USB ケーブルや充電ケーブルがあるけれど、Willcom 03 と共通だからわざわざおろすほどのものじゃないや w MicroUSB ケーブルなら IS01 にも付いてきたし w 今使ってるのが壊れてからおろすことにします。

どうだ~、Willcom の USIM カードなんてめったに見られないだろう~ w あと、今回はオンラインショップで買ったけれど店頭では普通ショップ店員が取り付けてくれるので、SIM カードを折りとって取り付ける作業ができるのは何気に貴重な体験です w

お約束の「無線 LAN が云々」シール。03 の頃にもついてきた。

QUALCOMM のマークがシールで貼り付いてる ww

本体、背面

microSD カードの取り付け方が独特だ。隣に SIM カードを挿すところが2つある。

初回起動時。こんな画面が出て待たされる。

起動画面。最近 Apple でも Adobe でもあのクルクル回るマークが流行っているのか頻繁に見るけど、そのクルクルが LED (Xcrawl 部分) の所にまで再現されたものは珍しいよな!

IS01 と取説を比較。多分、前作の 03 と同じぐらいだと思う。IS01 のはかなり薄い→

電波状態

確かに、ネット上の噂で聞いた通り、青耳より電波 (のピクト表示) が悪いようだ。
ただ、少ししか使ってないから分からないが、待ち受け時に比べて通話中のピクトが下がる青耳に対して、黒耳の方は通話中の方がピクトが上がるようだ。データ通信時はアンテナ表示が出ないから分からん。
ただ、明らかに前作の WS020SH と違うのはアンテナの場所。この機種は本体の下の部分にアンテナ (W-SIM) が付いているから、メール・Web のように下半分を掴んで操作するときは電波状態は不利かもしれない。

感想

とりあえず、電話とメールは使えるようになった w
液晶が綺麗だ。だが、最近ハヤリの端末と違って感圧式のパネルだから、iPhone や IS01 とは感触が違う。
Willcom UI が重いというのは聞いていたが、まぁそうかもしれない。画面を見ていてアニメーションが処理落ちしているぐらいだ。
初起動・初メールの時、相当待たされただろうから「これからもこうなのか」とガッカリされたユーザーも多そうだ。だが、2回目以降の起動・メールはそんなには待たされないね。とはいえ電源 ON/OFF は PC 並に時間がかかるので要注意 (03 はその点高速だったけど)。それでも辛うじて IS01 よりは起動が早いかもしれない。
とりあえず、au の IS シリーズとは別のアプローチでガラケーに近づけているんだな、と言う印象は受けた。
ヘッドセットの端子は IS01 や Willcom 03 と共通 (というか従来ガラケーで使われてたものと同じ平型端子)。他にも IS01 と共用できるものがあるかもしれない。

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2010年10月31日日曜日

IS01 を買ってみた

前々から欲しく、新潟でも新規で安く売ってないかな~と思った矢先、ゲーセン帰りにたまたま寄ったヨドバシで売ってたので即購入! 今日まで新規1円。

維持費8円で電話も受けられるぜ~。家族が au だと家族間の通話も無料でできるようだからこれはおいしい (ハンズフリー or ヘッドセットだけど w)。
ソフトバンクを契約した時と比べると、契約関連の書類はそんなに分厚くはなかった (向こうは指定オプションが多かったし、クリアファイルやティッシュも付いてきたからね)。
新規契約で 4 GB の microSD カードが付属してきます。SanDisk の Class 4 だった。安く買っても原価は1000円弱ぐらいするでしょう。ヨドバシでは4000円で売ってたと思います。新規1円でこんないいものつけちゃっていいのかな (契約事務手数料は取られるんだろうけれど)。TCA での au の契約数もぐんぐん伸びるだろうな~。

で、ストラップも付いてきました。だけど IS01 って、ストラップ通す穴ないよね?? Σ( ̄□ ̄;)!! あ、ヒンジの部分に括りつければいいのか (ヒンジをよーくみると、「ここにつけてくれ」と言わんばかりの溝がある w)、、

Libretto 50 や WS027SH と比べてみた。たしかに Lib50 より小さい。当時は Libretto の小ささに感動したものだが...
今度は電子辞書 (SII SR-MV4800) と比べてみた。小さめの電子辞書と同じ奥行きで少し幅があるぐらいか。
授業中に IS01 を開けば遠くからみると電子辞書に見えたりして (←こういうのを「内職」とぞ云ふ。いや、その前にメガネケースに見えるって!!w)。事実、IS01 を電子辞書として使うこともできる (明鏡国語辞典、ジーニアス英和・和英を含む6つが最初から入っているし、Wikipedia から検索するアプリも入っている)
説明書も比較してみた。IS01 のは薄い。

感想

ブラインドタッチは少々難しいかも知れないが、Libretto や工人舎 SC、電子辞書、Willcom 03 で鍛えた自分ならそのうち楽々こなせるハズだと思う w
IS01 を見て、10年くらい前にドコモから出たメール端末「エクシーレ」や PDA の「シグマリオン」を連想してしまい、これらの現代版かと思いました。学校の OB の先輩で持っている人がいました。エクシーレは確かメールのみならず Web も見られたはず。ムーバの 9600 bps の低速な回線を使って w

まぁ、兎に角、新しい計算機として色々遊べそうです。


【2010/11/13 追記】
ヤマダ電機関新店に行って IS01 を見てみましたが、MNP で1万円くらい、新規で2万円くらいでした。そのかわり、Xperia が MNP で1円 (0円?) でした。

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2010年10月18日月曜日

古川や バッタ飛び込む 水の音

田んぼの川でジャンプして、水の中に入ってしまうバッタを何度か見たワケですが w

水の中に入ってしまったバッタはどうなるのか、と気になりましたが、水の中に入っても溺れているように見えるだけでなんとか陸にたどり着けるようですね。

稲刈り 2010

もう先月のこととなってしまいましたね。
天気が悪くてなかなか捗らなかった稲刈りですが、9月の半ばあたりから始めて、なんとか9月中に終わりました。

2ch のどこかのスレによると、今年の気候の割に稲を刈るのが遅いせいでどこの田んぼも稲が倒れていた、とか。

コンバインを操作しているのは主に私の祖父。たまに祖母。刈った後を見てみると、やはり爺ちゃんの方がばあちゃんより操作がうまいんだな、と感心してしまう w

稲を刈った直後の田んぼって、なんか縞々模様だよね w 写真だとわかりづらいかも

トラックに積まれた米

コンバインからトラックに積み上げているところ

相変わらずカエルを追い掛け回す自分 w トノサマガエルがすばしっこくて驚いた。

最終日に刈った田んぼは、農薬をまくのを外の人に依頼したらしいが、予防がうまくいっていなかったようで、真中部分が雑草ボーボーだった。「蓼食う虫も好き好き」の諺で有名な蓼の草も沢山生えていた。

まるで、ドラクエ II 終盤の「ロンダルキア」みたいですね w

いい風景だ~ w (1920x1080)

↑何故か油絵っぽい雰囲気になってしまった。830CA で普通に撮って GIMP でいじっただけだけど

iBook G4 分解

この間購入したジャンク品の iBook G4 を使えるようにするべく、今日は分解して修理することにしました。

中の部品が細かかったりネジが多かったりでなかなか大変です。iFixit という海外のサイトを見ながら作業しました。細かい分解の手順は iFixit が詳しいので割愛。そこに載らなかったようなことをこの記事では紹介していこうと思います。

一部、六角ネジが使われていますが、100均のような安物ではなく、しっかりした作りのものをホームセンターで買いましょう (見た目で差がわからなくても意外と違うらしい)

ネジを外したら今度は爪で固定されているのでキャビネットとキャビネットの間にマイナスドライバ状のものをはさみ、こじ開けます。但し、マイナスドライバのような固いものでこじ開けると傷がつきます。

綺麗に分解するためには Spudger なるものが必要らしいですが、日本語で何というのかも分からないし、わざわざ買いに行くのも面倒なので、ペットボトルの一部を切り取って代用してみました。完璧ではないものの結構いい感じに使えます。今度からいろんな製品の分解に使おうかなー。



上半分は写真のように親指で押しながら指先に力を入れて無理やりこじ開けることも出来ましたが、手が疲れますからおすすめはしません。

左から順に、マイク、パネルの開閉を検知するセンサー、AirMac のアンテナが付いています。

液晶パネル下の金属の骨組みが割れてました。パネルの開閉時にグラグラすると思ったら、この部分が怪しいかも知れません。

私が今までに分解したことのあるどのメーカーのノート PC よりも堅牢な作りのタッチパッドです。実際、使いやすいと思う。

液晶部分の分解


iFixit を参考にここまで分解できたら、下の銀色の部分に CCFL (冷陰極管) が入っています。取り外す前にリード線などを外しておきましょう。銀色の金属部分は両面テープで強力に接着されていますから、マイナスドライバなどで静かに離しながら外しました。その間に割れてしまったけど仕方がない (外し方が下手なだけかも知れないが)。

手元の竹定規とプラスチック製のノギス (笑) で冷陰極管の寸法を測ってみたところ、長さは 25.4 cm (ガラスの部分だけの長さなら 25.0 cm)、太さは 1.6 mm と判明。
但し、100均の安物で測ったものだから、誤差があるかもしれないし、ロットによっても太さが違うような話も聞いた気がするから、もしご自分でバックライトを交換したいという人がいたら、注文する前に自分のマシンを分解して測定して欲しい (手元の iBook G4 も、2台目を分解したときは上の写真とは違う液晶が使われていたし。コネクタこそ同一だったが)。

余談。「冷陰極管」ってのは液晶のバックライトに使われているものだけど「陰極線管」っていうと、いわゆるブラウン管の事になっちゃうよね。紛らわしいな。

今回分解した iBook の修理は別記事にて。

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