2010年3月16日火曜日

Windows XP SP3 適用済みインストールディスクの作成

工人舎 SC を買って以来、Windows XP をインストールする気満々なでんでんですが、私が持ってるインストールディスクはなんと、2002 年購入のもの (当時中学生)。これでインストールしたら、後からサービスパックを適用してやらないとなりません。

サービスパック適用済みのインストールディスクを用いれば、インストール後の手間が少し省けて便利です。また、適用しておけばインストール時に 137 GB 以上の HDD が認識できるようになるようです。

今更ながら sp3 適用済みの CD を作ることになったのにはもう 1 つワケがあって、実は Intel チップの PCI Express 搭載機種には sp2 以上のインストール CD が必要らしく (無印 XP ディスクでインストールしようとするとブルースクリーンで止まる)、そういうわけで急遽作ることになりました。

詳しい方法は WinFAQ の該当記事にて。


必要なもの


手順

1. 作業ディレクトリを用意する (以下、D:\xpcd とする)

2. 手順 1 で作成したディレクトリに、Windows XP のインストール CD の内容を丸ごとコピーする
(エクスプローラでコピーする場合は、すべてのファイルを表示するように設定しておいた方が良いかも)

3. Microsoft のサイトからダウンロードしたファイルに対しコマンドプロンプトから以下のコマンドを入力し、インストールファイルにサービスパックを当てる

windowsxp-kb936929-sp3-x86-jpn /integrate:d:\xpcd
(上の winfaq のサイトでは -s オプションを指定していますが、これは過去のアップデータとの互換性維持のために残されたオプションのようです。Microsoft のサイトでは /integrate オプションの方が紹介されていました)

手順 3 までできれば一応完了で、中のファイルを実行してやれば Windows XP SP3 がインストールできるのですが、もっと使いやすいように、ブータブル CD にしてやりましょう。

4. XP のインストール CD をドライブに入れ、bbie を用いてブートセクタをコピーする (e.g., bbie q:)。カレントディレクトリに image1.bin というファイルが出来上がるから D:\xpcd にコピーする

5. mkisofs (cdrtools) を用いて image1.bin をブートファイルとし、iso イメージを作成

6. できた iso イメージを、好きな CD ライタで焼く


本来、普通にサービスパックを適用する場合、XP に sp3 を適用する前に sp1 か sp2 を適用している必要があったのですが、無印 XP のインストールディスクにいきなり sp3 を適用しても問題なく使えました。

それから、もとのディスクがアップグレード版だったので、クリーンインストールしようとすると以前のバージョンの Windows のディスクが要求されるのですが、これが面倒。

そこで、実験として以前のバージョンの Win95 のコンパニオンディスク内の win95 ディレクトリも D:\xpcd にコピーし、一緒に焼いてみました。が、結果は失敗。インストール時の以前のバージョンの Windows のディスクが要求される場面では認識されず。(ここで Win95 コンパニオンディスクに差し替えて読ませればちゃんと認識してくれる)

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